下値模索が続くのだろうが・・・ 「懸念」が「現実」となるのかどうかに注目!!
おはようございます。
今朝は幾分涼しい(と言ってもまだまだ暑いが)朝のような感じで、心なしか蝉の声も変わったような気もする。着実に季節は進んでいるが暑い夏は続いている。株式市場は債券市場の変調に端を発した暴落となっており、2015年の夏を髣髴とさせるような急落が続いている。特に業績面から買われすぎている銘柄が売られているということでいかにここまでの上昇が踏み上げ相場に過ぎなかったかということの表れとなっている。ただ、これもまた相場ということであり、今度はここで先安感から空売りが積み上がれば再度戻りを試すことになるのだろう。
いかに目先の需給要因として買戻しが入り、買われすぎ銘柄の値を保つのかということになるが、日本市場ではここから先はまた日経平均の銘柄入れ替えや日銀の金融政策決定会合での波乱も想定され、まだまだ落ち着かない相場が続きそうだ。中国の景気鈍化懸念、土地バブル崩壊の影響や米国債格下げからの信用収縮の流れは続くと思われ、目先の需給に頼らざるを得ないということだ。ただ、弱気な向きが増えてくればそれだけ空売りが積み上がるということであり、反発時の急騰も期待される。人の行く裏に道あり花の山ということでセリングクライマックスに備えておこう。
下値の目途とされる31,500円をキープしたのだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られており、再度下値を試すことになりそうだ。節目とすれば、当初の予定通り、31,500円を下回れば31,000円前後ということで31,000円を意識したところで下げ止まるかどうかということになる。
米国株が軟調、特にナスダック指数が大幅安
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