あなたの身体に潜む「他者」の細胞
2023年9月現在のヘルスカウンセリング研修は、ソーシャルスキルを学ぶことよりイメージセラピー(SAT療法)を体感し、修得することに力点が置かれています。先日、認知行動療法とSAT療法の違いについて書きましたが、認知を変えるのが、これまでの方法では難しいからなのです。だって、そう簡単に修行僧にはなれませんから。
それでSAT療法についても、ここで書いていきたいと思うのですが、その基礎知識として、「マイクロキメリズム」というものを知ってください。以前、このテーマについてClubhouseでお話ししたことがあるのですが、とても多くの方が興味を持って聴いてくれました。今日ご紹介するのは、2011年4月26日に書いたものからです。
記事に引用した日経サイエンスのバックナンバーページは、すでに無くなっていました。日経サイエンス2008年5月号 の中でJ. L. ネルソン(フレッド・ハッチンソンがん研究センター)の論文(J.Lee.Nelson:Your cells Are My cells,Scientific American,February 2008)が紹介されています。「あなたの身体に潜む“他者”の細胞」…なんとも、衝撃的なタイトルですね。バックナンバー紹介ページから、そのまま引用します。 妊娠中に胎盤を通して,母親と胎児の間で互いに細胞が行き来する──これだけだったら,さほど驚くにはあたらない。胎盤を通じてさまざまな物質が行き来していることは周知の事実だ。だが,このときに行き来した細胞が,その後もずっと定着しているとなると話は別だ。実の母子といえども免疫系から見れば“他者”。
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