【ゲーム音楽語り003】スーファミ音源について
スーファミ音源の同時発音数が8音ということを知ったのはいつ頃だったか。拙作の漫画「ゲーム音楽が手放せない」の持ち込みをして、今の20代の方に「同時発音数」という用語が通じないことに驚きました。マニアックな用語ではあり、同年代でもご存知ない方もいらっしゃるでしょう。私も、同時発音数という用語をどこで覚えたのか忘れました。ファミ通か、インターネットだったかな?同時発音数は、文字通り「同時に発音できる音の数」ということです。ニンテンドーDSの同時発音数が16音なんですが、もう同時発音数を意識する必要はないほど十分な数です。スーファミの8音も、パッと見、十分に思えるのですが…実は、8音以内に収めただけではスーファミで鳴らせないことが多いです。昨年、とある方から、スーファミのサウンドメモリがたったの64KBということを教えて頂きました。多分、これだけでもピンと来ないですよね。「64KBにシーケンス、音色、ドライバのすべてを収めないといけない」と聞いたら、どうでしょう。詳しい方なら何となくスーファミ音源の制約の厳しさが分かるかと思いますが、このあたりは実際に作ってみないと感覚を掴みづらい所ではあります。シーケンスは「MIDIファイルみたいなもの」というと語弊がありますが、「演奏データ」とでもいいましょうか、どのタイミングでどの音が鳴るかとか、音量や音程などを収めたデータのことです。平均的にはだいたい10KBちょっとですが、曲の長さや作り込み方によっては、64KBの4分の1の16KBを超えることもあります。音色が一番容量を食います。スーファミの音色が独特なのは、サウンドメモリの制約のせいと思
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