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数年前、とある美術館に行ったときのこと。その時は東山魁夷さんの美術展が開催されていました。初めて見た作品ー。その数ある作品の中でその場から動けなくなった作品がありました。有名な『道』という作品です。目の前に広がる一本の道の絵に釘付けとなり、気づけば涙がとまりませんでした。シンプルだけど、力強さを感じて自分の中の何かに触れたのでしょうね。他の作品も私のこころを落ち着かせ、穏やかにしてくれました。『緑響く』というこの作品も好きな作品です。私にとってはヒーリングを受けたような、なんだかわからないけど『大丈夫』と思えるような心境になりました。確かクラシックを聴きながら作品を描いたりしていたと聞いたことがあります。そういうのが作品に表れるのでしょうね。疲れた時、静かに休みたいときに眺めると気持ちが休まります。オススメです。