実際に新卒でビールメーカーに入社したからこそ分かる各社の違いに関して
ビールメーカーは各社同じように見えて実際は各社特徴があります。実際に7年間ビールメーカーで総合職として勤務したからこそ見える各社の違いに関してブログを書きました。就職活動時の参考になれば幸いです。※)あくまでも個人の見解となります。●結論①キリンビール絶対的な人気を誇る製品が無いため、利益の稼ぎ頭を模索している。②アサヒビール圧倒的な人気を誇るスーパードライの利益を根源にして、第二の柱を形成しようとしている。③サントリー洋酒が武器。利益率の高い洋酒で稼ぎ、ビール類やRTD(チューハイ)は低価格で勝負。④サッポロビール他3社と比較して資金が少ない。ビール事業は儲かっておらず不動産で収益を上げている。むしろ不動産会社である。●結論の理由となる各社戦略☛キリンビール①クラフトビールの普及を狙う居酒屋のメニューを見て不思議に感じる事はありませんか?カクテルや焼酎は種類が豊富にも関わらず、ビールのメニューのみ銘柄が1つ。選択出来たとしても大や中等のサイズのみ。これで一番儲かるメーカーはスーパードライを販売しているA社。お客様の選択の幅を広げるには?を考えた結果、クラフトビールが普及してメニューに差し込み出来ればスーパードライとの差を少しでも埋めていくこと事が可能になる。そして飲食店でおいしいと感じて頂いたクラフトビールをスーパーやドラッグストアで販売する事で家庭でも飲んで頂き、結果キリンビールの販売数量を伸ばしていこうとしている。②一番搾り、本麒麟への集中投資CMを見て、のどごし生や淡麗、氷結のCM本数が減ったと感じる事はないでしょうか?私が就活をしていた頃は一番搾り、淡麗、淡麗グリーン
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