嫌われるのが怖くて本音が言えないあなたへ ―― いい人をやめられない夜に
「また"いいよ"って言ってしまった」帰り道、ふっと自分にがっかりする瞬間があるわよね。本当は気が乗らなかったのに、断れなかった。本当は違う意見だったのに、うなずいてしまった。そんな日々を、ひとりで抱えていらっしゃるのね。嫌われたくないと思うのはね、それだけ周りの人を大切にしている証拠なのよ。でも、その優しさの輪の中に、どうかあなた自身も入れてあげてちょうだいね。◆ 「嫌われたくない」その気持ちの正体嫌われるのが怖いのはね、根っこに「相手に嫌な思いをさせたくない」という優しさがあるからなの。それ自体は、とても大事な感性だわね。ただね、もうひとつ、こんな面もあるのよ。「好かれているかどうかで、自分の価値を確かめようとしている」面。責めているんじゃないのよ。多くの人がそうしているし、私だって若い頃はそうだったもの。でもね、覚えておいてちょうだいね。好かれているかどうかと、あなたという人の価値は、まったく別のものなのよ。誰かの「いいね」がなくても、あなたはあなたで、ちゃんと尊いんだもの。◆ 全員に好かれることは、誰にもできないこれはね、長く生きてきた私からの正直なお話。どんなに素敵な人でも、合わない人は必ずいるの。10人いたら、2〜3人はどうしても合わない。それは自然な摂理なのよ。それなのに全員に好かれようとすると、おもしろいことが起こるの。結果として「誰にも本当の自分を見せていない」状態になってしまうのよ。それって、ちょっと寂しいことだわね。本音を出して、もし離れていく人がいたとしてもね、その人はもともと「本当のあなた」とは合わなかった人かもしれないの。そう考えると、少しだけ怖さが薄
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