295.繰り返される頭痛、実は「かみしめ」が原因だった?
・繰り返される頭痛、実は「かみしめ」が原因だった?「以前から頭痛の頻度が高まっている」と感じることはありませんか。頭痛は、肩こりやストレス、カフェインの過剰摂取などが原因で起きるといわれていますが、実は普段のかみしめが原因で生じる可能性も指摘されています。
かみしめと頭痛にはどのような関係があるのでしょうか。かみ合わせや片頭痛の治療などを行う、りょうきデンタルオフィス(東京都千代田区)の院長、領木治良(りょうき・はるよし)さんに聞きました。
ストレスによるかみしめ癖が原因の可能性も
Q.日常生活で頭痛を感じることがありますが、どのような原因が考えられますか。
領木さん「頭の片側もしくは両側にズキズキとした痛みが生じる『片頭痛』などの慢性頭痛は、意外なことに、その最初の原因に関する統一的な見解はまだありません。
現在、分かっているのは、脳から人間の顔に広がる神経である『三叉(さんさ)神経』に“何らかの刺激”が加わると、神経ペプチドという物質が出されることです。その後、この神経ペプチドが脳の外表面を覆う膜や分布する血管に働くことで、発痛物質が放出され、炎症が起こる可能性が指摘されています。
しかし、“何らかの刺激”の多くは、無意識に行うかみしめ(食いしばり)により、顎を動かす筋肉である、咀嚼(そしゃく)筋が慢性的に緊張した結果、生じる場合が多いのではないかと私は考えています。咀嚼筋が慢性的に緊張すると、上記のような一連のメカニズムを経て頭部にズキズキとした痛みが生じるようになると考えられるのです。
当院では、慢性頭痛に悩む患者さんに、かみしめを緩和させるのにそれぞれ適
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