私は、生き続けたから、この奇跡に出会えた。 ~12年前の一頭の馬が、私の前に現れた。~
人生は、本当に、何が起こるか分かりません。まさか、12年前に出会った一頭の馬と、もう一度会える日が来るなんて。私は、夢にも思っていませんでした。そのきっかけは、いつもの飲み会でした。高校時代から30年以上付き合いのある、ヒデ夫婦。お互いの店が終わると、深夜まで営業しているラーメン屋で、三人で飲むことがあります。その日も、いつものように、三人で飲んでいました。すると、可愛さんが言いました。「ロイヤルファミリー見た方がいいよ。」可愛さんは、競馬をやりません。そんな可愛さんが勧めるドラマなら、見てみよう。そう思いました。家に帰り、第1話、第2話を見ました。そして、放送日の日曜日。第3話を見ました。ドラマの中で、牧場を営む野崎のおっちゃん。管理する馬は、決して多くありません。それでも、牧場はきれいに整備され、馬たちは、大切に育てられていました。その姿を見た、山王耕造が言いました。「それだけで、信頼に値する。」その言葉を聞いた瞬間、涙が止まりませんでした。なぜ、あんなに涙が出たのか。今でも、うまく説明できません。ドラマが終わり、一時間ほど経った頃。30年来の親友、宮本へLINEを送りました。「ロイヤルファミリー見てる?」返ってきた言葉は、思いもよらないものでした。「馬の名前みた?」そして、もう一言。「ケンタッキーミント(笑)」私は、何のことか分かりませんでした。エンドロールを見ていなかったからです。慌てて見返しました。そこには、確かに、「ケンタッキーミント」という名前がありました。でも、私は、まだ半信半疑でした。そこで、ドラマの映像を見返しました。ロイヤルハピネスの額にある、馬印を確認し
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