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☆５８【”いじめ”について２】「『いじめ・差別・自殺・ 犯罪はなぜダメか』の授業的講演、”いじめ”」　授業的講演は前後に分け、低学年生には難しいので前日に分かりやすく話し、今回は中高年生に向けで行う事にした。　先生方とは話し理解し合い、　高学年から中学年をひとセットに分からない事は分かる者が教える。　生徒は各自タブレットを持ち、壇上のデジタルホワイトボードに入力されているものが、各自のタブレットに自動的にダウンロードされ、それを基に話し合う事が出来る。　　「時間短縮タイパの為、質問がたくさんある時は話し合って同じ種類はまとめて質問して下さい」と、指導し、　後ろの方に座る保護者の皆さんにもデジタルボードからスマホに配信され、「生徒優先なので質問があれば後々、まとめて質問してもらいたい」と申し入れ、てきぱき進めた。　　サポート役として生徒の名前を把握している学年主任の加藤先生と教頭先生に付いてもらい授業的講演を始める。　ルカの手元のタブレットに入力すると後ろのデジタルボードに表示される。　「おはようございます！こちらがサポートしていただく小田教頭先生と加藤先生です。　私はアイデアをアドバイスする会社、自然派風間企画の風間ルカです。ただのおばさんです。　”いじめ”や差別ハラスメントや犯罪、自殺の心理学を大学時代に少し研究していて、今日は『いじめ・差別・自殺・ 犯罪はなぜダメか』をみんなで考えたいとやって来ました。　よろしくお願いします。　ここで質問です。”いじめ”って何でしょう？分かった人は？」　　「バカ」って言う。　「臭い、汚いも」　「気持ちが悪い、化け物」とか嫌な事を言う」　「そ