認知症の症状は多種多様
毎日毎日、いろいろな相談に対応しています。高齢者の相談で多いのは、やはり「認知症について」一言で「認知症」と言っても、同じ相談は絶対にありません。なぜなら、人により、家族により症状や受け止め方が違うからです。Aさんにはこういう対応が合っていても、Bさんには全く通じない・・・この仕事の経験は十分に活かされますが、毎日が一期一会。とても勉強になります。「物忘れ」という症状は有名で、本人も家族も気が付きやすいです。「最近物忘れが多くって〜私もとうとう認知症だわー」と自虐ネタを話しているうちはまだ良くて(年相応の物忘れです)、自覚のない方や認めたくない方が多いと思います。周りも「なんかおかしいな」と感じてはいるものの、本人には言いにくい。「お母さんに限って」「お父さんに限って」と思っている間に進行していくのです。話を聞いていて思うのは「意欲低下」という症状が早期から出てきているけれど、気が付きにくいということです。「外食に誘っても行かなくなった」「通っていたサークルに行かなくなった」「買い物の頻度が低下した」「お風呂の頻度が減ってきた」年取ったからねえ・・・と見逃しやすい症状の一つだと思います。お話を聞くときは、元気だった数年前の生活も聞いていきます。そうすると「そういえば、前はよく出かけてたよね」「いつからやめたんだっけ?」とじわじわと「意欲低下」の症状に気がついてもらえます。認知症の症状は、気がついた時から数年前に現れているのです。そして症状が出ていたとしても、本人の性格や家族の受け止め方で「困っている」と感じる程度も差があります。それはまた次回、書いてみようと思います。私は、常に
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