ラブポチ信託によるペット保護(1)
こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。今回と次回のブログでは、2回に分けて【ラブポチ信託】を取り上げます。
◆ ラブポチ信託とは?
ラブポチ信託は、【認定NPO法人ピーサポネット】が開発したペット保護のための仕組みです。
同法人の代表者は、犬や猫の殺処分の現状を見て、「ペットたちの命を守りたい」という強い想いからこの信託制度を開発しました。
◆ 従来のペット信託の課題
前回のブログで紹介した【ペット信託】には、以下のような問題がありました。
・信頼できる受託者や受益者が見つからない
・財産が本当にペットのために使われるか不安
◆ ラブポチ信託の仕組みと安心感
ラブポチ信託では、以下のように安心できる体制が整っています。
・受託者が信託会社であるため、不正使用のリスクが皆無に近い
・受益者が【認定NPO法人ピーサポネット】で所轄庁の認定を受けているため、信頼性が高い
ちなみに、認定NPO法人は全国50,586法人中、わずか1,247法人(約2%、令和4年7月末時点)に過ぎません。
このような体制により、「信託財産が確実にペットのために使われる」という安心感があります。
◆ ラブポチ信託の具体的な流れ
ラブポチ信託の仕組みは、以下のように構成されています。
①生命保険への加入
飼主がペットのために生命保険に加入(例:犬1頭で保険金500万円)
②生命保険金受取人は信託会社
飼主の死亡後、信託会社が生命保険金を受け取り、ピーサポネットに一括送金
③ペットの引き取り
・飼主死亡の連絡を受けて、ピーサポネットがペットを引き取る
・提携する優良動物保護施設(全国15カ所/令和4年9
0