なぜなぜ解析ーFTAとMECEー その7
こんにちは。すこし間が開きましたが、その7です。ここまでの内容で、実際にはかなりちゃんとしたFTAが作れるはずなので、しっかり練習をしていきましょう。さて今回は、法則が通用しない個別の状況における要因の抽出です。あれもこれも言いたくなっていたけど、これまで我慢してきたあなた!ようやく出番が回ってきました。という所でしょうか。かれこれ、なぜなぜも5巡目なので、「なぜなぜを5回やりなさい」なんて言われてきた人にとっては、そろそろ到達点だったりするわけです。実際のところ、きちんとロジックを飛躍させずにこのFTAを完成させると、普通の工業製品の不具合などでしたら、10巡くらいは必要で、出てくる個別要因も100を超えます。それ以下ならバラシが足りないと言ってもいいでしょう。今回の事例は、寝坊したというごくごく日常的な場面ですので、まぁ5回もやれば再発防止には十分という感じは致します。では、前回どこまで行ったのかというと・・・・外力として明るさが足りなかったのはなぜか → 天気が悪かった、向かいのビルが工事中で朝日が反射しなかった、カーテンが閉まっていた、ベランダの荷物が光を遮っていた、室内灯をいつもつけてくれる家族がいなかった、自動で点灯するはずの室内灯のタイマーが切れていた・・・などの理由が考えられますね。・外力として音が足りなかったのはなぜか →家族が全員休みだったので寝ていた、隣人や上階の住人が今日は休みだったので寝ていた、いつもより起床時刻を早く設定していたので起きている人がいなかった、目覚まし時計が壊れていた、目覚まし時計をセットし忘れていた、いつもはじまる外の工事が始まらなか
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