どら焼きとみたらし団子に癒される午後
食べものの話ばかり書いている気がしますが、これでも一応、占いを生業にしております…。それでも今日は、どうしても“お団子”の話をさせてください。家の近くに、家族で営まれている小さな和菓子屋さんがあります。店に入ると、ふわっと甘い湯気のような温かさが漂い、おかみさんと店主さんの柔らかい笑顔に迎えられる、そんなお店です。どれを選んでも間違いないのですが、私のおすすめは「どら焼き」と「みたらし団子」。まずはどら焼きから。生地はふわふわでいて、しっとり。指で軽く押すだけで戻ってくる、あの絶妙な弾力がたまりません。餡は、甘すぎず、しつこすぎず、でもきちんと存在感があって、粒がほどよく混ざっている。ひと口食べるだけで「幸せってこういうことだよね」と思ってしまう、そんな味です。そして秋になると、ここへ“栗”が仲間入りします。しかもただの栗じゃない。「これでもか!」と主張してくる大きな栗が、パンパンに入っているんです。生地、餡、栗が口の中で一斉にほどけていくあの瞬間…。食べ終わったあと、なぜだか小さな達成感まで湧いてきます。続いて、みたらし団子。もうこれは、説明するまでもなくおいしい。甘じょっぱさの加減が絶妙で、餡が舌にふわっと残るのに、くどさがまったくない。串に刺さったお餅もしっかり弾力があって、「みたらし」の理想形と言いたくなる仕上がりです。でも、この店の本気は“焼きたて”にあります。夕方に行くとショーケースに団子が見当たらないことがあり、尋ねてみると焼きたてで出してくれることがあるのです。この焼きたてを一度でも味わってしまうと、忘れられない。思い出しただけで、いま口の中が洪水寸前です。季節
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