165.喜んで遊ぶと思いきや…初めて雪を見て怖がる自閉症の息子
喜んで遊ぶと思いきや…初めて雪を見て怖がる自閉症の息子 母親が得た重要な気付きとは?
ライター、イラストレーターとして活動するべっこうあめアマミさんは、知的障害を伴う自閉症がある8歳の息子と、きょうだい児(障害や病気を持つ兄弟姉妹がいる子ども)の4歳の娘を育てながら、発達障害や障害児育児に関する記事を執筆しています。数年前、息子さんが初めて雪を見たときの反応を見て、子育てをする上で大切なことに気付いたというアマミさん。そのときのエピソードを紹介してくれました。
雪を触ろうとしなかった息子
2月ですが、地域によっては、雪が降ったり積もったりしていることもあります。大人にとっては煩わしくもあるけれど、子どもにとってはうれしい雪の日。しかし、息子にとってはそうでもなかったようです。
私たち家族が住んでいる地域では、真冬に雪が降ることはあっても、たくさん積もることはあまりありませんが、夫の実家がある地域では、真冬に雪が積もることも珍しくありません。数年前の冬、夫の実家に帰省したときに、雪景色の中で数日間過ごしたことがありました。当時の息子は2歳くらいだったと思いますが、息子にとっては初めての雪でした。
「真っ白な世界の中で、積もった雪の上をサクサク歩いたら喜ぶだろうな」
「息子と一緒に雪だるまを作りたいな」
夫の実家への道中、私は楽しそうに遊ぶ息子の姿を想像してワクワクしていました。
しかし、初めて雪景色を見たとき、息子は予想外の反応を示しました。真っ白な地面を怖がり、雪を触ろうともしません。
何度も外に連れ出そうとしましたが、結局息子は滞在中、一度も外に出なかったのです。
0