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160.「迷惑をかけてはいけません」…親の言葉で「SOSを出せない子」に?

「迷惑をかけてはいけません」…親の言葉で「SOSを出せない子」に? わが子の“自立の形”を考える 「どんな子どもに育ってほしいですか?」。育児中の親にこう尋ねると、「人に迷惑をかけない子に育ってほしい」「どこへ出しても恥ずかしくない子どもに育ってほしい」「何でも一人でできる子に育ってほしい」という答えがよく返ってきます。  子どもは幼ければ幼いほど、親の手を煩わせる存在です。「迷惑をかけること」と「人に頼ること」は全く別物ですが、子どもはこの両者の違いが分かりません。そのため、「人に迷惑をかけてはいけません」と言い過ぎると、困っているのに誰かを頼れない子になってしまうかもしれません。そんな例を、子育て本著者・講演家である筆者が紹介します。 喉が渇いたことを言えず、熱中症寸前に  ある小学生の話です。暑い夏の日、その子は喉が渇いて、渇いて仕方ありませんでした。しかし、先生はものすごく忙しくしていました。熱中症になる寸前なのに、勇気を出して「先生、お水飲みたい」の一言が言えない子だったのです。  また、いじめを受けているのに、大人に助けを求めたくても「先生に迷惑がかかる」「親に心配をかけたくない」と思い、「ママ助けて」「先生助けて」の一言が言えない子もいました。  喉が渇いたことを伝える、いじめを受けていることを伝える。これらは、大人から見れば「人に迷惑をかけること」ではないのですが、それが分からない子も実際にいます。親は、「人に迷惑をかけない子ども」ではなく、「困ったときは、たとえ人に迷惑をかけても、SOSを出せる子ども」に育てることが大切なのではないでしょうか。助けてもらったら
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