148.頬や額の「赤み」「火照り」が取れない…「酒さ」ってどんな疾患?
頬や額の「赤み」「火照り」が取れない…「酒さ」ってどんな疾患? 皮膚科医に聞いた
「顔の赤みが何年たっても取れない」「顔の火照ったような感じがずっと続いている」。こうした症状に心当たりがあったら、それは「酒さ(しゅさ)」と呼ばれる皮膚疾患かもしれません。顔の赤みや火照りに悩まされている人は少なくないようで、「頬やおでこが常に赤いのがすごく嫌」「ファンデーションでカバーできないくらい、赤みがひどくなることがある」「体質の問題?」「治せるなら治したい」といった声もあります。
顔の赤みや火照りが長期間にわたって続く「酒さ」とは、どのような病気なのでしょうか。アヴェニュー表参道クリニック院長で、皮膚科医・形成外科医の佐藤卓士さんに聞きました。
はっきりとした原因は「不明」
Q.「酒さ」とは何ですか。
佐藤さん「『酒さ』は、赤ら顔を特徴とする慢性炎症性の皮膚疾患です。何らかの原因で皮膚に炎症が起きて、皮膚の毛細血管が拡張し、顔の広い範囲が赤くなって、ニキビのようなブツブツができていきます。鼻や頬など、顔に赤みが広がっている状態が、まるで酒に酔っているように見えることが名称の由来とする説があります。
酒さの原因は、はっきりとは分かっていません。日光や精神的ストレス、ニキビダニ、毛包虫感染症が発症に関与しているようです。ステロイド外用剤を長期に使用することによる副作用で、同様の症状が出た場合は『酒さ様皮膚炎』と呼びます。
酒さは、症状によって次の3段階に分類されます」
【第1度】
鼻先や頬、眉間、顎などに一時的な赤みが出てきます。次第に肌の赤みが持続して出るようになり、毛細血管が拡張して皮
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