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テンポのよい授業づくりの工夫

(1) 言葉を削る教師の言葉は多い。自分の授業を録音・録画して見たことがないと、そのことは自覚できない。  「言葉を10分の1に削れ」。念のため言うが「10分の1を削れ」ではない。  指示や説明の言葉をできるだけ短くするように心がける。そのためには、発問・指示を明文化し、削りに削って、そのシナリオで模擬授業をしてみる経験が必要不可欠。 説明しない方が子どもにとっては分かりやすい。  説明があればあるほど、長ければ長いほどついて来られない子が増える。  説明なしでも授業は成立可能。  特に、指示と発問だけで授業を組み立てるというわけだ。 (2) 説明しない 遅い子を待っていると、いつまで経ってもそのペースが変化しない。  教師のペースについてこさせる、つまり「待たない」からこそ、全体のスピードが早くなるだけである。  走りながら遅い子に追いつかせる感じである。 (3) 遅い子を待たない。 教師のペースについてきている子をほめることによって、全体がよい行動に導かれる。  それがリズムを生む。よい雰囲気も醸し出す。  集団全体がやる気に満ちていくのである。  このことは、テンポのよさにもつながっている。  現に、テンポのよい授業者の授業は、ほめ言葉がたくさんちりばめられている。 (4) ほめて行動をてきぱきさせる 褒める。とにかく、褒める。なぜか。答えは簡単だ。是は是、非は非、是の部分のウエイトを低くしてしまうと、先生として尊敬されない。承認はされるかもしれないが、尊敬はされないのだ。
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