113 盲導犬同伴を理由に飲食店などへの入店を拒否 法的問題は?
盲導犬同伴を理由に飲食店などへの入店を拒否 法的問題は? 弁護士に聞く
視覚障害者が盲導犬とともに飲食店や商業施設などに行ったときに、入店を断られるケースも珍しくないようです。視覚障害者をサポートする公益財団法人アイメイト協会(東京都練馬区)の2020年の調査によると、盲導犬を連れているという理由で「入店拒否」などの差別的扱いを受けた経験のある人が全体の62.0%いました。盲導犬を連れた人の入店を断った場合、店側が法的責任を問われる可能性はあるのでしょうか。弁護士の藤原家康さんに聞きました。
損害賠償請求の可能性も
Q.盲導犬を連れた視覚障害者の入店を断ることは法律違反なのでしょうか。
藤原さん「違法になると考えられます。補助犬を使う身体障害者の自立や社会参加を促進するための『身体障害者補助犬法』では、盲導犬などの補助犬の同伴を、原則として拒んではならないことになっているためです。例外的に、同伴によって店に著しい損害が発生し、またはお店を利用する人が著しい損害を受ける恐れがある場合や、その他のやむを得ない理由がある場合は拒むことができます。
また、盲導犬を連れた視覚障害者の入店を断ることは、『障害者権利条約』『障害者基本法』が禁止する『差別』、障害者差別解消法が禁止する『不当な差別的取り扱い』に当たるものと考えられます。また、東京都のように、条例においても差別を禁止している地域があり、その差別にも当たると考えられます」
Q.違反した場合、罰則はあるのでしょうか。
藤原さん「刑事罰はありませんが、拒否された人は民事上の損害賠償請求(慰謝料の請求など)ができると考えられます」
Q.
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