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「永遠のテーマ」イーウーとアリババ、どっちがいいの?

 巻頭画像の背景は、今やビジネスのグローバル化を語る上で知らないでは済まされない、中国アリババのマイページです。日本語表示も可能ですが、機械翻訳で頼りないので英語表示がおすすめです。(アリババ仕入の詳細は、今後有料講座を出品予定なので詳しく書けなくて済みません。ちなみに日本からのアリババ出品も可能です。興味の有る方は日本アリババ社が主催する無料セミナーに参加するなどして情報収集して下さい。) アリババの出品業者は、製造工場も有れば商社も有ります。例えばリュックやアパレルは製造工場が多く(海外からのOEM注文を受けるため。)、小物や部材(製品の原材料等)は商社や卸問屋が多い様に思われます。 例の「マスク不足」の時は、既に書いた様に私も社会貢献したいと考えて3月中旬からアリババを検索しまくったら、1枚3円、最低ロット10万枚というマスク工場の掲載が有ったので、「2万枚だけ売って貰えないか」(10万枚も仕入れても保管場所が無いので。)と問い合わせのメッセージを送りましたが返事すら来ませんでした。通常は問い合わせれば1日以内には返事が来るので、これは全く相手にされていないと悟り、次に、メーカーではないけれどメーカーから仕入れて小分けして売っている商社とWeChatで交渉(既出のブログをご覧下さい。)、医療用の高品質マスク(日本で検査機関の検査を受けないと医療用としては売れませんが、雑貨としての販売は可能です。)を1枚50円で4千枚、計20万円分仕入れました。(日本の検査機関に電話したら検査は1か月待ちと言われました。何かを輸入する時は関係法令をクリア出来るか事前に確認します。) アリバ
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2020年のマスク不足騒動の真相(Ver.1.1)

(4月1日の中国政府お達しの日本語要旨を加えました。)2020年初頭から日本でも猛威を振るい始めた新型コロナウィルス。同年2月頃からマスク不足がはっきりして来て、3月になると日本は欧州にマスクを「買い負け」して、ますますマスク不足になっていました。 政府はそれを「転売ヤーが買い占めているから」として、確か4月には逮捕された人まで出ましたが、果たしてその真相は一体どうだったのでしょうか。【今明かされる「マスク不足」の本当の理由】 マスク不足問題の当時、私はツイッターでリアルタイムにこの問題をツイートしていましたが、それを思い出しながらスクショも交えて書きます。 3月に入ると、中国ではマスクメーカー以外の会社がこの特需に大量に参入して、未熟な技術でマスクの粗製乱造を始めました。そのため先にマスクを「買い勝ち」していた欧州には、その粗雑なマスクがどんどん送られて問題になり始めていました。 一方、中国ではその頃にはマスク不足も落ち着き始めて、代表のところにも以前仕入れた事が有る中国の中堅商社から「マスクを買わないか」という打診がWeChat(日本のLINEの様なアプリ)で来ました。以下はその時のやり取りでです。    ~(中略)~ こんな感じで、業者は強気で売ろうとしますが、たとえ仕入れたとしても輸送コストや税金を加えると3千円で売っても1円の利益も出ません。(だから当時輸入した業者は50枚4千円ぐらいで販売していた訳です。) 当初、私はこんな高い物を仕入れても絶対に値崩れすると思ったので、最初は買う気は全く有りませんでした。(当時のツイッターにも書きましたが、5月には値崩れすると予想
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「100円の水を1万円で売る」を地で行く工夫とは?

(サムネ画像は代表が撮影しています。) 営業のスキルを試す「お題」として、「100円のペットボトルの水をどうやって1万円で売るか」というのが有りますが、キュービックジルコニアという工業製品(ダイヤモンドの特性に非常に似た特性を持つ人工石)は、1カラット相当のサイズ(ダイヤモンドではないので厳密にはカラットという表現は出来ません。)でも100円とかそういうレベルの値段の物が8千円から、場合によっては1万円以上で売られています。でもこれはボッタクリでも何でもない正当な価格です。なぜそんなウルトラC(昭和の表現で済みません)が可能なのでしょうか。 キュービックジルコニアは昭和時代に発明されて(初めて私が聞いたのは1970年代か80年代ぐらいだった気がします。)、その頃はチラシにも「キュービックジルコニアとは云々、、」という説明も有って、天然ダイヤとは明確に区別されていました。当時、アメ横にはキュービックジルコニアを使ったネックレスがどこの宝石店でも売られていて、相場は1本1千円ぐらいでした。とにかく美しく深い輝きで、素人目にも単なるガラス玉とは明らかに違いました。 で、歳月はあっという間に過ぎて、2016年に定年後起業して、イーウーで仕入れた原価100円のキュービックジルコニアのアクセサリーを500円前後で売ろうとしたら、これが全く売れません。 この写真はイーウーで仕入れた物ではありませんが、それと同種の中国からネットで輸入した指輪のキュービックジルコニア(のはず)を代表が近接撮影したものです。カットは理想的ではありません(上面を少し大きく見せている)が、台座のメッキは厚塗りで品質は
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なぜ? 儲かるはずの格安イーウー仕入が残念な結末に。

(「この時計いくら?」のタイトルが地味過ぎたので変更しました。) 数年前にレディースの大口径腕時計が大流行したのは、女性の方ならご存知かと思います。流行ったきっかけはテレビドラマでヒロインが腕に着けていたからなのですが、もちろんそれは欧州ブランドの高級時計なのでイーウーでは売っていません。(もしその高級ブランドのロゴ入り時計が格安で売っていたら、それは100%偽ブランドですので絶対に買ってはいけません。) ではこの時計(画像は代表が撮影と白抜きしています)はというと、これはもう大口径であること以外は玩具レベルの物で、メッキは夏場なら汗で1か月でハゲてしまうし、ベルトはペラペラの合皮。もちろん非防水なので水濡れ厳禁。それでも時計としては使えるので大手ショッピングモールで2千円ぐらいで大量に売られていた時期もありましたが、現在は完全にブームは去りました。 私も起業して間もなかった頃にこの時計をイーウーから仕入れたものの、ブームが過ぎた後だったので980円でも売れず。仕方無くずっと保管していたのですが、ふと思い出して先日のブラックフライデーに電池を新品に交換して311円(送料の370円にもならないサービス価格)で10個出品(もちろん価格なりの品質であることを明記して)。結果、全く売れませんでした。SNS映えの小道具にとも書いたのですが、むしろブームが去った物はSNS映えには不向きなのでしょう。(追記・物価高で300円と言えども余計な物は買わないという節約志向かもしれません。) このファッション時計のイーウー価格は幾らだったかと言うと、答えは日本円で100円です(100個しか買わなかっ
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世界最大級の卸売市場イーウー、17時半消灯で真っ暗に

 トップ画像の看板は、一帯一路の東の拠点、イーウー福田市場(正式には国際商易城)のシンボルのマスコットキャラクターとスローガン「中国我的夢」です。ここに仕入れに来るバイヤーの大半はアジア系の人たちですが、中東や欧米の顔立ちの人も店頭で中国語で商談をしています。 イーウー(義烏購、イーウーゴウ)には、この看板にもよく見ると書いてあるのですが、ウェブサイトが有ります。ブログにURLの記述は禁止されているので、PCで拡大表示するとドット・コムが読み取れますので、興味の有る方は見てみて下さい。 さて、タイトルに「17時半消灯」と書きましたが、中国の「定時営業」ぶりには本当にびっくり仰天しました。 館内を徘徊していたら、夕方5時に終齢のチャイムが鳴り、各店子が一斉にシャッターを下ろし始めたのです。 気付くとお客さんは誰もいません。(まだ買いたい物が有るのに!) そう思って慌てて目指すお店に向かって走り出す途中も、通路の両側の店子は次々にシャッターを締めてしまいます。テレビケームで時間切れギリギリにアイテムを探し回る様な追い詰められた気持ちになりながらも、ようやく目的の店に着いたらシャッターを下ろす寸前で、応対はしてくれましたが小ロットでは売って貰えず。仕方無く諦めて店を出ると廊下はもう真っ暗。人がいようがいまいが容赦なく電源を落とす様で、これはぐずぐずしていると館内に閉じ込められてしまうぞと思い、慌てて出口を探して外に出ました。 外に出ると、さっきまで中で働いていた人達が一斉に帰って行きます。まるで日本の役所の様に時間きっかりに帰るのは、さすが共産主義の国(本来は全員が公務員)だと、妙に
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中国新幹線 義烏(イーウー)駅に着いたらすぐにやる事

 トップ画像は、イーウーの街中を音もなく走っている電動スクーターです。運転免許は要るでしょうが、ヘルメット無しで結構な速さで走っています。 元々スクーターは日本の原動機付き自転車(自転車に50ccの小さなエンジンを付けただけの昭和の大発明)が原付バイクになり、更にそれがスクーターへと進化したのですが、オートバイ同様にヘルメットの着用が義務化さるなど不便になったため、免許もヘルメットも不要で誰でも乗れる(しかも3人乗りすらオッケーという)二輪車として辿り着いた形が、な、何と、先祖返りの電動サイクルだったという訳です。 日本が電動サイクルなどという規制くぐりのおかしな代物を作る一方で、あの自転車リンリン大国だった中国は電動サイクルには一切見向きもせず、一気に電動スクーターに移行してしまいました。 中国は道路も土地も広いとは言え、日本が規制の枠の中で何かをしようと四苦八苦している間に、中国は如何にモノを簡単かつ合理的に作るかを常に考えているからこそ、車のエンジンにしても日本の技術者が「あり得ない」と驚いた程の部品点数の削減を達成し、さらにその究極の形として「エンジンなんてイラネーし!」とばかりに電気自動車に一気に移行しようとしているのです。すべての基本思想が一貫しているのです。「もっと簡単に出来ないのか?」と。 さて、前置きが長くなりましたが、今回は前回の続きで「イーウー駅に着いたら必ずやること」をお教えします。 駅を出たら何を置いてもすぐにやる事、それは帰りの新幹線の切符を買う事です。切符売場は駅を出てすぐの横道の坂の上辺りに有るので、そこの窓口で買います。 その時に、帰りの飛行機
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中国イーウーにはどうやって行くの? (Ver.1.1)

(飛行場から上海駅までの行程の記載を訂正しましたので、ご確認願います。) リアル店舗にせよ、ネット通販にせよ、おそらく全ての物販を志す起業家は中国輸入を選択肢の有力な一つとして考えるでしょう。とにかく超安い。 しかし、率直に言って、日本人は中国ブランドを蔑視しているので、たとえ日本メーカー製品をOEM製造している中国の優秀な工場の同一品であっても、中国ブランドのタグのままで日本で売るのは極めて困難(ほぼ不可能)です。それを言ってしまったら身も蓋も無いので、今はそれは置くとして、とにかくイーウーに行ってみたい、コロナが明けたらイーウーに爆買いしに行きたいという方のために、私の記憶を頼りにポイントをお教えします。 ちなみに上の画像は、多分、上海駅の案内所か何かだったと思うのですが、数年前なので忘れてしまいました。位置情報の記録が出来ない古いデジカメで撮って、帰宅後にハードディスクに保存していたので資料価値が低くてすみません。海外で写真を撮る時は必ず位置情報を記録しましょう。 さて、大まかに言うと、日本の航空券予約サイトで飛行機とホテルを予約して、日本から飛行機で上海に行き、上海駅で乗車券を買って中国新幹線で義烏(イーウー)駅まで行き、駅からタクシーに乗って、運転手さんに行き先のホテルの情報を見せる、それだけです。簡単ですね?ただし!!その間にたった一つだけ覚えて置く単語、「イーウー」の「発音」に注意。イ→ウ↘ではありません。イ↘ウ↗です。日本の文字にすると「良(い)い鵜?」と言えばいいのです。あとは片言の英語でも中国語でも何とかなりますが、行き先の発音だけはちゃんと発音しましょう。
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とてつも無く大きい、中国イーウー福田市場

 画像は夜景で見えていた二区と三区の看板の場所で、二区の棟と三区の棟の間の道路をまたいでいる連絡通路です。連絡通路だけでこんなに大きいのです。 東京ドーム30個分とも言われ、万里の長城をも彷彿とさせる巨大建造物、それが義烏(イーウー)市の福田市場、いわゆるイーウーです。一区から五区まで5つの細長い建物が電車の様に細長く蛇行して連なっていて、各棟が1階から5階まで有ります。なぜ敢えて蛇行させているのかは知りません。中国なので大蛇のイメージでしょうか? 画像は5棟有るうちの1棟、二区の1階から5階までの案内図です。市場全体ではこの5倍あります。(近隣のホテルには福田市場の案内パンフレットが有るので、必ずそれを見て事前に行きたい場所を絞って置きましょう。)総じて上の階の方が高級品を扱っています。なので上の階から見て回るといいかもしれません。 案内図だけ見て大きさはこんな程度?と思ったら大間違い。1棟の廊下を端から端まで歩くだけで30分かかります。30分ですよ。とにかくスケール感が日本人の感覚と違います。なのでスニーカーはもちろん、仕入れた物はキャリーバッグかリュックじゃないととても手で持っては歩けません。 しかし中国って大らかだなと思うのは、この建物内の連絡通路で勝手にシート広げて物を売ったりしている若い人がいても誰もとがめたりはしません。 この大胆さこそが今の日本に求められているのではないでしょうか? コロナ前に通路で売っていた若者は、コロナが明けたらイーウーに出店して経営者になっている可能性大だと思います。 仕入れた物を日本に発送するには、ちゃんとした構えの配送センター(画像)も
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中国イーウー宿泊事情と周辺環境

(元のタイトル「中国イーウーのホテルは生水が飲める」は地味過ぎたので、タイトルのみ変えました。) 生水がどこでも飲める日本は本当に凄いですが、中国の貧しい山村に突如、国策で出現したイーウー市、福田市場周辺のホテルは飲用水専用の蛇口が併設されています(全てのホテルかどうかは知りません)。実際、飲んでも問題有りませんでした。市全体なのか、それともホテル独自で浄水してるのかは不明ですが、総じて衛生環境は良好です。道路もゴミを捨てる人もおらずキレイです。 この地域は国策で人工的に作られたビジネス専用都市なので、娯楽施設は無く、福田市場を中心としてその周囲をバイヤーが宿泊するホテル群が囲み、その外側の地域は高層オフィス?ビル、その更に外側の広大な地域には物凄い数の高層住宅群が林立しています。ホテル群は高さ規制が有るのか、どれもそれ程高くありません。 お店は、焼肉店、レストラン、喫茶店、マッサージ店、おもちゃ屋さん(ドローンとか小売しています。)、それに個人商のコンビニくらいですが、夜道の散歩は楽しいです。夜は外食するのがおすすめです。 この地域は徹底したB to Bビジネス専用地域なので娯楽施設は一切無く、本当にただ散歩するだけです。しかも福田市場では原則として単品売りはしてくれません。(単品でも何種類かまとめ買いすれば1個ずつでも売ってくれますが、基本は複数買いです。総額1万円以上(卸値です!)なら売ってくれるでしょう。入れる物に困ったら、スーツケースは頼めば展示品を1個でも売ってくれます。) イーウーは観光資源も無い場所ですが、もしもイオンがこの地域に進出したら、世界中の富裕層が仕入
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日本で爆買いされた商品が中国イーウーに集結?!

 世界最大級かつ一帯一路構想の東の拠点、イーウーには世界中のバイヤーが訪れていて、ホテルの朝食は、さながらG20の会場の様な雰囲気で欧米や中東の人たちであふれます。 そんな中で、本当に小さな一人会社の私も、どうせ財布の中までは見られないんだからと「大きな商売をするために来てるんだぞ」と言わんばかりのドヤ顔を決めながら、しかし和風の惣菜ばかり皿に盛って、箸を使って食べていました。(ここは中国なんだから箸が当たり前でしょ。) 朝食を済ませると、いよいよ福田市場(イーウー市に有る卸売センター。いわゆるイーウーはここです。)に仕入れに出発です。店頭で買ってそのままホテルに持ち帰るための大きなリュックを背負っていざ出陣。 ホテルから15分ほど歩くと到着。 1区から5区までの全部は到底周り切れないので、とりあえず覗いた店内の雰囲気が妙に気になったので入ってみると、そこには正真正銘の日本の紙おむつがダンボールで山積みになっているではありませんか!奥に見えるダンボールは全て日本製の紙おむつです。当時は日本の店頭から紙おむつが消えていた時期だったと思います。店内をひと周りしてみると、置いてあるのは全て日本の商品。本物の日本製フィギュアまで有りました。 そうです。何とイーウーに日本製品専門の卸売業者が出店しているのです。しかもかなり広い面積です。イーウーの店で一番ぐらいに広いです。看板は「〇〇電子商務有限公司」となっていたので、中国の企業が日本で仕入れた商品を中国全土や全世界に卸していると思われます。 残念ながら、日本企業でイーウーに出店しているのは見た事が有りません。出店すれば中国や全世界を相手
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中国ビジネスに中国語は必要?

 ブログ毎日投稿、今夜も書きます。 早速ですが、画像は上海浦東空港で購入したSIMカードの型枠です。 経験的に、中国のSIMカードは買ってスマホに挿すだけで即認識してくれます。絶対かどうかは保証出来ませんが、ドコモ系のSIMカードを認識するSIMフリースマホは中国でそのまま使えます。(ちなみに日本は「技適」規制のため、海外から持ち込みのスマホは本来使えません。しかし日本で売られているスマホは元々が中国製ですから、日本のスマホが中国でダメとは言われないと思いますが、自己責任でお願いします。) 販売カウンターで代金を支払うと、買ったSIMカードとパスポートの身分証のページを開いて、自分の顔の横に並べさせられて写真を撮られます。プリペイドカードでもこれで絶対に悪い事には使えないという訳です。 シールの細かな印字を見ると、「開通後毎月収取18元月租」と書かれていて、現金払いで買ったのでまさかサブスクにはならないだろうとは思いつつ、念のため店員さんに中国語で聞いて確認したら大丈夫と。 もちろん日本語は通じない(多分)ので、英語か中国語が共通語ですが、学校で何年間も習った英語よりも、独学で勉強した中国語の方がスムーズな会話が出来るし、相手も自分を人並みに扱ってくれるので、中国滞在中や日本からの中国仕入れは全部中国語でやり取りしています。下手だと思われても構いません。むしろ親しみを持たれ、信頼されるでしょう。 インターネットのアリババでは、中国側の各社オペーレーターは全員が英語ペラペラなので英語で商談出来ますが、実は中国語で質問すると中国語で答えてくれます。さらに、中国SNSのWeChatの
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早くまた行きたい、一帯一路の東の拠点「イーウー」

 画像が粗くて恐縮ですが、これは中国仕入れで有名な浙江省義烏(イーウー)市に有る福田市場という、世界最大級の巨大卸売センターから歩いて15分の所に有るホテルの部屋から同センター方向を撮影した写真です。 「三区」とか「二区」といった看板が見えますが、福田市場は一区から五区まで商品ジャンル毎に建物が分かれていて、およそ地球上に有る工業製品の全てを小売価格の数分の一の卸値で仕入れる事が出来ます。あのアリババの更に半値くらいです。 出店の形態は仲卸しだったり、メーカー出店だったりと色々ですが、展示されている商品は基本的にサンプルで、それを見て価格交渉をします。価格の表示が有ってもそのままの値段で買うものではありません。購入者側の経験、目利き、それに仕入数によって価格は大きく変わります。 在庫は別の場所に保管していて、価格交渉をして代金を支払うと翌日ぐらいに商品が店頭に届くので、自分で市場敷地内に有る配送所まで持って行き、日本宛に発送します。(FBAを使わない場合。) その時に注意する事は、日本に向けて発送する前に必ず全数が注文した商品か確認します。倉庫に在庫が足りないと似た様な安物を混ぜ込まれたりも普通に有る世界です。 実は大変苦い経験をした事が有って、旅費を節約して3泊4日で行った時、100個ぐらいのリュックを日本に向けて発送する(自分で店頭で受け取って配送所まで台車で持って行きました。)のに時間が無くて、商品をよく確認せずに受け取ったまま発送してしまい、帰国して日本に届いた商品を見たら殆ど全部が色だけ同じの別物でした。クォリティが自分の求めていた物と違い過ぎるのでAmazonで売り
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「商売経験ゼロ」からの起業の難しさ

(タイトル「中国輸入・Amazon販売の落とし穴」が解りにくいので変更しました。) シムネックス合同会社代表の中曽根です。 私は60歳で地方公務員を定年退職してからAmazonでの通販ビジネスを始めました。出資金は300万円。現在67歳になりますが、最近ようやく「社長業」が分かり始めたところです。 定年まで商売経験ゼロだった私は、当初ネット通販なんてフリマで不用品を売るのと同じ様なものだとタカをくくっていて、コスト意識も希薄なまま中国義烏(イーウー)市の福田市場という巨大卸売りセンター(画像の建物)やアリババで「仕入れの真似事」をしたものの殆ど売れず、出資金はどんどん減って行きました。 仕入れだけでなく、起業前は想定外だった税理士コンサル料とか、必要でもないのに海外拠点の有るバーチャルオフィスを借りたりとか、コンテナ倉庫も借りたので倉庫代とか、極めつけはAmazonがJANコードの無い商品は出品不可(現在は可能)と知って、JANコード不要の楽天市場にも出店したため高額な出店料(年間約30万円)を払ったりと、売上も立ってないうちからどんどん出資金を使ってしまい、300万円は3年と持たずに使い果たしました。 その後は、自腹で不足分を補う(つまり、自分の会社に自分で貸し込む)事でどうにか事業を存続させ、最近やっと収支バランスが均衡して、「社長」としての自信も生まれて来ました。(つづく)★このブログが気に入ったら是非ともシェアをお願いします。★当ブログを一部(半分以下)引用する場合は、必ず、当ページURLと「引用元 SIMMNEXブログ」と記載して下さい。記載して頂ければ特段の連絡は不
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