中国新幹線 義烏(イーウー)駅に着いたらすぐにやる事

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 トップ画像は、イーウーの街中を音もなく走っている電動スクーターです。運転免許は要るでしょうが、ヘルメット無しで結構な速さで走っています。
 元々スクーターは日本の原動機付き自転車(自転車に50ccの小さなエンジンを付けただけの昭和の大発明)が原付バイクになり、更にそれがスクーターへと進化したのですが、オートバイ同様にヘルメットの着用が義務化さるなど不便になったため、免許もヘルメットも不要で誰でも乗れる(しかも3人乗りすらオッケーという)二輪車として辿り着いた形が、な、何と、先祖返りの電動サイクルだったという訳です。
 日本が電動サイクルなどという規制くぐりのおかしな代物を作る一方で、あの自転車リンリン大国だった中国は電動サイクルには一切見向きもせず、一気に電動スクーターに移行してしまいました。
 中国は道路も土地も広いとは言え、日本が規制の枠の中で何かをしようと四苦八苦している間に、中国は如何にモノを簡単かつ合理的に作るかを常に考えているからこそ、車のエンジンにしても日本の技術者が「あり得ない」と驚いた程の部品点数の削減を達成し、さらにその究極の形として「エンジンなんてイラネーし!」とばかりに電気自動車に一気に移行しようとしているのです。すべての基本思想が一貫しているのです。「もっと簡単に出来ないのか?」と。

 さて、前置きが長くなりましたが、今回は前回の続きで「イーウー駅に着いたら必ずやること」をお教えします。

 駅を出たら何を置いてもすぐにやる事、それは帰りの新幹線の切符を買う事です。切符売場は駅を出てすぐの横道の坂の上辺りに有るので、そこの窓口で買います。
 その時に、帰りの飛行機に余裕で間に合う時間を逆算して切符を買うのはもちろんですが、ホテルから駅までの帰りの道路が渋滞しないとも限らないので、ホテル前でタクシーが容易に拾える時間に出発して、仮に駅まで2時間ぐらい(ホテルの場所により大きく異なります)と余裕を見ても、タクシーをつかまえられる時間帯にホテルを出発できる様に考えて帰りの切符を買います。
 例えばイーウー発が午前8時半の切符を買ったとすると、ホテルからスムーズに来れれば1時間としても、念のため2時間前の午前6時半にはタクシーで駅に向かいます。6時半ならタクシーは走っていますが、これが夜中ではタクシーが拾えるか心配です。
 実はかつて上海旅行した時、午前5時にタクシーが走っていなくて電車に乗り遅れた経験が有ります。
 飛行機が心配だからとあまりイーウー発の列車時刻を早くし過ぎて、例えば午前6時半発とか、午前4時とか5時にホテルを出なければならない様にすると、タクシーが十分有るのか心配です。実際には大丈夫なのかもしれませんが。(タクシーの状況は、出来れば事前にホテルに確認しましょう。)
 帰りの飛行機は午後の便にして置かないと、午前中の便だと上海に前の晩に戻って一泊しなければならなくなります。
 時間を戻して、イーウー駅からホテルまでの道のりはタクシー運転手さんにお任せですが、とにかく次々に客が押し寄せる場所で運転手さんも忙しいので、無駄に遠回りされたりする心配は無いだろうと思います。
 タクシー乗り場が整備される前は「相乗り」が当たり前で、客を行き先別に手際よく「仕分け」するおじさんがいましたが、今はどうなったのか定かではありません。

【おまけ】
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 イーウー福田市場は、1区あたり30分、5区全部歩くと制覇するのに2時間以上かかる広さなので、大きく移動したい時は無料バスで移動するかレンタル自転車になりますが、レンタル自転車はキャッシュレスでしか借りられないので無料バスが頼りです。バスの乗り降りは遊園地なみに簡単です。
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(つづく)
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