「商売経験ゼロ」からの起業の難しさ

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ビジネス・マーケティング
(タイトル「中国輸入・Amazon販売の落とし穴」が解りにくいので変更しました。)
 シムネックス合同会社代表の中曽根です。
 私は60歳で地方公務員を定年退職してからAmazonでの通販ビジネスを始めました。出資金は300万円。現在67歳になりますが、最近ようやく「社長業」が分かり始めたところです。
 定年まで商売経験ゼロだった私は、当初ネット通販なんてフリマで不用品を売るのと同じ様なものだとタカをくくっていて、コスト意識も希薄なまま中国義烏(イーウー)市の福田市場という巨大卸売りセンター(画像の建物)やアリババで「仕入れの真似事」をしたものの殆ど売れず、出資金はどんどん減って行きました。
 仕入れだけでなく、起業前は想定外だった税理士コンサル料とか、必要でもないのに海外拠点の有るバーチャルオフィスを借りたりとか、コンテナ倉庫も借りたので倉庫代とか、極めつけはAmazonがJANコードの無い商品は出品不可(現在は可能)と知って、JANコード不要の楽天市場にも出店したため高額な出店料(年間約30万円)を払ったりと、売上も立ってないうちからどんどん出資金を使ってしまい、300万円は3年と持たずに使い果たしました。
 その後は、自腹で不足分を補う(つまり、自分の会社に自分で貸し込む)事でどうにか事業を存続させ、最近やっと収支バランスが均衡して、「社長」としての自信も生まれて来ました。

(つづく)
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