すがることが習慣になっていることのリスク
だれしも人は一人で生きられるほど、強くも器用でもない。
苦しいときに助けを求めること。
分からないことを人に聞くこと。
誰かに頼ることは、人が生きる上でごく自然なことです。
ただ「すがること」が習慣になったときは何もみえなくなる。すがることが習慣になっている人は、
無意識のうちに「必要な判断」を外に預け続けます。
どうしたらいいかを自分で決められない
正解を誰かに出してもらう
安心を他人の言葉から受け取ろうとする
その場では、確かに楽です。
迷わなくていいし、責任も持たなくて良い。けれど、その積み重ねが生むのは「自分で選べない人生」です。すがり続けることで失われていくのは、能力でも知識でもなく、“研ぎ澄まされた 選ぶ感覚”そのものです。どちらが嫌か
どちらを引き受けるか
どこまでを自分の責任として生きるか
こうした感覚たちは、
使わなければ、確実に鈍っていきます。
結果として、
「誰かが言ってくれないと動けない」
「背中を押されないと決められない」
状態が出来上がっていきます。問題の本質は、失敗が怖いことではなく、自分で選んだ結果を引き受けることを怖がっている状態それ自体がリスクなのです。
すがることで、
自分の人生の主導権を少しずつ誰かに渡していく。
そのことに、本人だけが気づいていない。
それが一番静かで、一番深い危うさです。
誰かに頼る人生と、誰かにすがる人生は、見た目はとてもよく似ています。
でも向かう先は、まったく違う。
前者は、
「自分の人生を生きながら助けを借りる」。
後者は、
「自分の人生を、誰かに委ね続ける」。
今しているその選択は、
本当に自分で選んだもので
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