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霊は人が生み出す(続き)

昨日の続きです。あらかじめ情報があって、それを基に霊が作り出される場合があります。たとえば、ホテルのこの部屋で以前自殺者が出たらしい、とか、ここの海岸は水死者が多いらしいといったことを聞きます。そして、それを聞いた人が霊を見たり、霊の声を聞いたりするんですね。これは与えられた情報から来た自己暗示のようなものです。人の心が生み出した霊と言えるでしょう。物の怪もこれにあたります。呪いや祟りも同じことです。呪われたことを知った人間が精神的におかしくなることは実際にあります。やはり自己暗示によって影響を受けるわけです。本人に覚えがない場合もありますが、情報はどのような形で入ってくるかわかりません。何となく人の気配で感じるとか、無意識のうちに情報をキャッチしていることが結構あるんですね。そして、いわゆる狐憑きに代表される憑依現象ですが、これは二重人格の一種と考えられます。通常、多重人格は幼児期の性的虐待をきっかけに起こることが多いとされていますが、この場合は大人になってからの辛い経験や厳しい環境に置かれていることが原因と考えられます。自分を抑えすぎていて、自分自身が変ることができないために、何かに憑かれて別の存在になろうとするわけです。一種の逃避行動ですね。もともと人間の心には不可解で恐ろしい経験をしたいという願望が潜んでいます。そして、この恐ろしさを克服して成長したいという向上心があります。特に現代人にはこういった幽霊や妖怪をつくりだそうとする傾向が強いようです。どんなに科学が発達しようと人の心から闇がなくなることはありません。これからも霊や物の怪が生み出されていくでしょう。最後にお断
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