人には30%を求めよう
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うちの会社では
随時スタッフを募集しているのですが
面接時には
「コロナで仕事がなくなって・・」
「コロナで給料が減ってしまって・・」
と必ず言ってきます。
今のところ100%みんな
言います。
コロナの問題は本当に深刻だなと
常々思いますが
面接をしてもみんながみんな
仕事できるわけではありません。
中にはドタキャンする人や
研修時に「働けなくなりました」と
連絡をしてくる人もいます。
別に大した問題ではないのですが
こちらの時間が無駄になるのは
ちょっと嫌です。
でも、
だいたい3~4人に
1人くらい働いてもらえればいいやと
思っています。
初めから期待していません。
言葉は悪いかもしれませんが
私は人には自分の30%くらいしか
期待しないようにしています。
なぜなら、
スタッフが自分と
同じくらいの仕事ができたら
その人はうちで働いていません。
独立した方がいいです。
でも、自分と同じ100%の仕事が
できるだろうと期待しがちです。
だからその人がいなくなったときに
裏切られた気持ちになり
悲しくなったりします。
でも、そもそも
自分のクローンを作ることは不可能です。
これは仕事だけではありません。
人間関係でも同じことが言えます。
例えば恋愛で言えば、
自分はこんなにも好きで
いろいろ尽くして
愛情をたっぷり注いでいるのに
なんか相手の方からは寂しいな
と思ったことはありませんか?
ついつい
「自分と同じこと」を
求めてしまいます。
100%の期待を持ち
100%を求めています。
でも、残念ながらそれは無理です。
プレゼントなんて
特にそうです。
自分が1万円のプレゼントをしたら
それ相応のプレゼントが返ってくるだろうと
期待してしまいます。
なんだったら、
1万円よりも高い1万5千円とか
2万円も期待してしまいます。
そうなると
相手に150%、200%を
求めていることになります。
じゃなくて、
30%くらいを求めた方が
ちょうどいいです。
3000円くらいのプレゼントを
今度はくれたらいいなと
思っておくぐらいがちょうどいいのです。
100%ではなく
30%くらいを求めておけば
傷付くこともなくなります。
心理的ストレスも
グッと減ります。
夫婦関係でも同じことが言えます。
妻は夫に
自分と同じ量の家事をしてくれ
と望みがちです。
洗濯をして
朝ごはんを作って
洗濯物を干して
食器洗いをして
掃除をして
お昼ご飯を作って
食器洗いをして
夕方になったら洗濯物を取り込んで畳んで
今度は夕飯の支度をして
また食器洗いをして
シンク周りも綺麗にして
ゴミをまとめて
お風呂を掃除する。
自分がやっている100%の量を
夫に求めてしまいます。
だから夫が手伝ってくれないと
「なんでやってくれないの!?」と
怒鳴ってしまいます。
でも、
そもそも夫は
家事ができない生き物なのです。
妻と同じ家事ができたら
専業主夫になっています。
だから初めから期待しないで
30%くらい家事を
やってくれたら十分だと思います。
相手に100%の期待をしない。
というのは相手を求めていない
信用していない
という意味にもなるかもしれません。
でも、
人間関係は相手に100%求めない方が
うまくいきます。
そもそもあなたも
相手の100%になれていないのです。
なれるわけないのです。
相手に30%くらいを求めて
その30%を相手が100%の力で
取り組んでくれたら
それでいいのではないでしょうか。
だから今すぐ
自分のクローンを作ることはやめましょう。
生きるのが楽になります。