震えるほど暇だった珍バイト

記事
コラム
今住んでいるマンションがエレベーターを
どうやらまるごと変えるらしく
工事をしています。

そこで思い出したのですが
あれは7,8年くらい前だったでしょうか。

同じように
公共団地の建物のエレベーターの工事があり
数日エレベーターが使えないということで
バイトをしたことがあります。

仕事内容は、
「上の階の人の荷物運び」です。

ようはエレベーターが
使えないということは
荷物を持って上に上がる人が
大変になるわけです。

特に高齢者は大変です。

だからそのサポートをしてください
というお仕事でした。


1階のエレベーター前にイスを設置し
声を掛けられるまで
ひたすら待ちます。

つまり、荷物運ぶ以外に
仕事がありません。

ただひたすら待つという
仕事でした。

真冬だった為、
ブルブル震えながら
人が来るのを待っていました。

あれほど
「仕事くれ~」と
願ったことはありません(笑)


なにもしない仕事って
本当にツライです。

たまに声を掛けられたとき
というか自分から声を掛けるのですが
運ぶものがあったときは
嬉しかったものです。

やたらその人に話しかけて
会話をしたのを覚えています。


とはいえ、1階から物を運んで
その人の家の前まで
持って行くのが仕事です。

実質の仕事は1分くらいしかありません。

また寒空の中
待つ時間が続きます。


あれはしんどかったですね~。


日給は
9000円くらいだったと思いますが
二度とやりたくないと思いましたね。


でも、有難いことに
住民の方は気を遣ってくださるんですね。

中には暖かい飲み物や
おにぎりを握って
持ってきてくれた人もいました。

あれには感動しました。


世の中には
こんな珍バイトがあります。

私は20代前半で
30個近いバイトを経験しましたが
過去があるから今があるなと思います。


経験値は高めた方が
人として成長できます。

これは間違いないですね。






サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す