インカンテーション 〜incantation〜

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目標や取り組むべきことを短い文で表現して目につくところに貼り付けたり「壁紙」にして、毎日何回も声に出して読み上げます。質問の形で書いたり、時制を工夫してより力強い文にしましょう。

「インカンテーション」”Incantation” とは後期ラテン語 “incantare” (まじないをかける)に由来する言葉で、呪文、まじないを意味します。
(出典:"Online Etymology Dictionary")

「こうありたい」という姿をできるだけ簡単に表した言葉を毎日何回も唱えることで、実際の行動がその言葉通りになるという効果を狙うツールです。コツは「〜したい」ではなく「〜している」と現在形で表現すること。「〜したい」だといつまでも「いつかそうなるといいな…」、という期待に終わってしまいますが、現在形だと現実の行動とその言葉とが一致するように行動の側が変化するという効果が期待できます。
(詳しくは、ボルダック 2015 p184-186 参照)

現在形を使うことの意味について例をあげてみてみましょう。

・私は心に描いたことを実現しようと思う(→ いつかは実現しないなぁ…)
だと希望だけでまだ実際には行動していない感じ。

・私は心に描いたことを実現した(→ 過去はそうだった)
だとすでに完了してしまっているので現在や未来について語っていない。

・私は心に描いたことを実現している(→ 現在進行形)
これは行動を表しているので悪くないが実現しないこともあるかな、という含みが残る感じ。

ここからさらに
・私が心に描いたことは必ず実現する(→ 事実の表明)
だと強い断定形で宣言しているのでさらに揺るぎない感じがします。

言葉の意味が「呪文、まじない」ということもあってインカンテーションの効果を「潜在意識に働きかける」「強力な自己暗示」とする説明も多く見かけます。しかし私にはむしろ「行動が自然に言葉に沿った形に近づく」という表現の方がしっくりきます。自分がやっていることと目に入ったり言葉に出して音として聞こえてくる内容とが矛盾していると、意識せずとも行動が言葉に寄っていく、という感じです。

まずはどうぞお試しあれ!

ボルダック 2015:
マイケル・ボルダック[著], 高野内謙伍[監訳], 吉田裕澄[訳] 2015, 行動の科学――先送りする自分をすぐやる自分に変える最強メソッド, フォレスト出版
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