大祓いの歴史①

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コラム
― 神話から国家祭祀へ、そして現代へ ―

神話に始まる「祓い」の思想
大祓の根本思想は、日本神話に描かれる
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)の禊祓(みそぎはらえ)にありす。
黄泉の国から戻った伊邪那岐大神は、
死の穢れを身に帯びたままでは神としての働きをなせないとして、
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原にて禊を行いました。
このとき、
• 穢れは水に流され
• 禍事は遠ざけられ
• 新たな神々が生まれた
と記されています。

この神話に触れると、
祓いとは「罰すること」ではなく、
本来の姿へ立ち返るための道であることを感じます。
伊邪那岐大神は、穢れを抱えたまま進むのではなく、
まず流し、清め、あらためて神としての働きに戻られました。
祓いの先に生まれたのは、空白ではなく、新たな生成。
大祓とは、失う儀式ではなく、
生き直すための神事なのだと、神前に立つたび思わされます。

つづく

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