こんにちは、今日は3月2日です。
今回から、意識の第3段階を3ステップに分けて成長の方向性を探求していきたいと思いますが、違いを把握しやすいように、第2段階の3ステップも記述しておきます。
〈第2段階の各ステップの特徴〉
「仲間入りステップ」:自分の周りという狭い世界で生きていくため周りを模倣する。
「どっぷりステップ」:制約などが気になり模倣から脱出。自分と他者の区別意識が育つ。
「旅立ちステップ」:これまでの制約ある世界が一部になり、仲間との協調意識が育つ。
〈第3段階の各ステップの特徴〉
「仲間入りステップ」:仲間を超えたチーム・組織経験で、良くも悪くも期待を意識しだす。
「どっぷりステップ」:顧客・組織の期待に応えるイメージが内在化し、相手の意識を言語化できるようになる。
「旅立ちステップ」:相手の意識の言語化力が強化され、改善・変革意識が育つ。
第2段階の主要な特徴は「マズローの欲求5段階説」で例えるなら、「生理的欲求(生命を維持したい)」「安全の欲求(心身の安全を守りたい)」に該当すると思われます。
そして、安全の欲求がある程度満たされる、特に、自分と他者の区別意識が育つことで、第2段階の旅立ちステップに入り、学校などでの仲間と認識できる集団の中での役割に応じた貢献を経験することになります。
この場合の仲間とは、互いによく知っている、わかり合える集団と私は考えています。未知の人材との活動はまだまだ“怖い”と感じている状態です。
だからこそ、未知の人材との活動を要求されるアルバイトや就業経験は、自身の意識段階を(第2段階の旅立ちステップから第3段階の仲間入りステップへ)上げる、とてもいいチャンスだと言えます。
しかし、最近はこのアルバイト経験をせずに、就職活動に挑む大学生が増えてきているのが気になります。特に第2段階の仲間入りステップの学生は、ほぼアルバイトをしていません。いや、できないのです。まずその気にならないということもありますが、その気になってもおそらく雇われないでしょう。
先ほど、意識段階を上げるいいチャンスだと書きましたが、適切なフィードバックをしてくれる“大人”が近くにいれば、さらに成長できるグレートな機会となります。
“大人”と書いたのは意味があって、誰でも言い訳ではありません。
望ましいのは意識の第3段階の旅立ちステップより上位の大人からのフィードバックが望ましいからです。後述しますが、第3段階のどっぷりステップの人材では、ハウツーが中心になってしまい、学生のモチベーションがどこから生み出されているのか、精神的な面をあまりフォローしないからです。つまり、がんばってやったことも、やって当たり前という感覚を与えてしまうのです。
その結果、学生は自己PRやガクチカで「達成感」という言葉を多用するのです。悪いわけではありませんが、「達成してどのような気持ちになった? なんでその気持ちが生まれてきたのだろう?」と深掘りしても言葉が出てこないのです。だって、達成感にも人それぞれ様々ですからね。
とにかく、貢献すること、期待に応えることにある種の“心地よさ”を感じることでステップアップしていくことになります。
もし、あなたの周りで「期待されることが重たい」というようなことを言っている若い人がいたら、その人材は、おそらく第2段階の旅立ちステップが中心で、第3段階の仲間入りステップにはほんの少しかかっている程度でしょう。従って気をつけなければならないのは、第2段階のどっぷりステップに戻らせないことです。戻ってしまうと、たぶん、辞める可能性が大きくなると思います。
次回は、「第2段階の旅立ちステップから第3段階の仲間入りステップへ」どのようにすれば移行できるのかについて、「自分」「社風」「仕事」という観点から探求していきたいと思います。
ココナラで皆さんの成長支援を行えることに感謝いたします。
どうそよろしくお願いいたします。