こんにちは、今日は12月29日です。
素晴らしさや喜びを感じてもらうもう1つのパターン、
B:仕事外では、自己中人材の趣味や経験した内容から、上司や先輩が意味を見出し、感謝の意を伝える。
この場合のコミュニケーション方法を考えていきます。
まず自己中人材の趣味や夢中になっていること、気になっていることを日頃の会話の中で聞いておきましょう。そのうえで、その分野の話をいろいろ話させて情報収集します。
情報収集する際には、その話に興味を持って根掘り葉掘り質問します。そうですね、聞き上手よりも話させ上手を目指してください。そして、聞き手のあなた自身の学びになることを表現できるまで情報収集しましょう。
例えば「釣り」が趣味の部下だとすれば、
部下 「・・・魚がかかったときの“ググ”っていう感覚が何とも言えないです
よね」
あなた「ググっかあ・・・そのときって、どんな気持ち?」
部下 「そりゃ、やった! って感じで、ワクワクですよね。でも、何が
かかったかは確認するまでわからないので・・・未知との遭遇って
いうドキドキ感もあって・・・引き上げたときに目当ての魚だった
ら、達成感もあって、最高ですよね」
あなた「なるほど・・・ワクワク、ドキドキで達成感かあ・・・すごね・・・
話を聞いていて私もなんかワクワクしてきたよ・・・なんか、自分
自身が仕事に埋没してて、ワクワクやドキドキという感覚を忘れて
いたって思ったよ・・・そうかあ、だから最近行き詰っていたのかも
な・・・いやーワクワクドキドキ大切だよな・・・ありがとう、自分
の仕事に生かしていくよ、例えば、お客様との折衝のときにね・・・
感謝感謝だ」
というように、学びと具体的な生かし方と感謝の言葉を表現しましょう。
こうすることで、年上の上司や先輩に役に立ったことが印象に残っていくでしょう。この積み重ねが、コミュニケーション量を増やし、相手の立場に立つことのできる人材へと育成することに貢献していきます。
いろいろと情報収集した後は、趣味の釣りについて俯瞰させてみましょう。
例えば、「君にとって釣りって何なのかな?」という感じです。このときの返答によって、部下が自己中のどのステップにいるのかを判断することも可能です。
その返答が「晩御飯のおかずですかね」であれば、自己中どっぷりです。
しかし、「自然との対話ですかね」・・・なんて答えたら・・・(実際にいたのですが)・・・これはかなりの抽象的な表現、つまり知見を述べているので・・・“釣りという世界”では、管理職を超えた意識段階に到達している、ということになります。
自分の体験をどれだけ抽象的に表現できるか、これは、自己中人材の育成だけに限らず、意識段階を上がるためにも必要になってきます。特に、自己中人材を意識の第3段階に上げるためには非常に重要な要素だと私は考えています。
11月24日の殻を破る(自己中人材偏3)で下記の文章を書きましたが、
「私の周りだけかもしれませんが、今のところ第2段階仲間入りステップの学生でITに明かるい人はいません。なぜでしょうか? おそらく言語化能力が低いので、学ぶことが困難なのだと思います」
というように、言語化能力は、表現するだけでなく学ぶことにも大きな影響を及ぼしていると考えています。
「自然との対話ですかね」と話した学生は「釣り」から多くのことを学んで、このような抽象的な表現を“言える”ようになったと思われます。
私は、この学生の深みのある釣り経験を生かして、就職や働くということなどを釣りに関係づけてアドバイスをしていきました。内定を獲得するまで、スムーズであったことを覚えています。
一方の「晩御飯のおかずですかね」の学生は、先の学生と比べてはるかに抽象化力が低いので、“応用”が利かず、内定は取れていないと報告をきいています。
ここまで、“殻を破る(自己中人材偏)”ということで、8回投稿してきましたが、次回はこれまでの“まとめ“をさせていただき、上記の言語化力がどう自己中人材の育成に影響するのかを探求していきたいと考えています。
ココナラで皆さんの成長支援を行えることに感謝いたします。
どうそよろしくお願いいたします。