こんにちは、今日は12月22日です。
ポジティブ&ポジティブフィードバックの方法ですが、下記のような状況だったと仮定してご説明します。
あなた「Aさんが、この一か月で一番力を入れたことは何かな?」
Aさん「まあ、作業手順を守ること、ですかね」
あなた「作業手順を守る、いいね。結果としては、どうでしたか?」
Aさん「そうですね、ちょっとですが、作業手順を守らなかったことがありましたね」
あなた「作業手順を守らなかったことがあった・・・それはどういうことで?」
Aさん「急な仕事Xが入ってきて、このままだとXの納期が間に合わないと思って」
あなた「なるほど、納期に間に合わせるためにですね・・・何をしたんですか?」
Aさん「うーん、まあ、持ち場を離れて、仕事Xの準備に取りかかりました」
あなた「持ち場を離れて、仕事Xの準備に取りかかったんだね・・・結果はどうだった?」
Aさん「通常の仕事も、急な仕事Xも、納期通り収まりました」
あなた「それは良かった。ここまでについてフィードバックしたいんだけれどいいかな?」
Aさん「ええ、どうぞ」
あなた「・・・(フィードバックを始める)・・・」
ポジティブ&ポジティブですから、まず上記のポジティブな事実を発言してAさんと認識を合わせておく必要があります。
例えば、
「A:持ち場を離れたけれど、通常の仕事も、急な仕事Xも、納期通り収まったんだね」
という感じです。
次に、上記の事実に基づき自分自身が感じたことや考えを伝えます。
例えば、
「B:すばらしいじゃないか!」
そして、次にこの成果をポジティブに生かす方法を打診します。
例えば、
「C:持ち場を離れてもOkだと判断する条件を、チームメンバーに理解してもらえれば、チームの生産性がアップすると思うので、私にその条件を教えてもらえないかな」
このように話すことで、Aさんは承認行為を受けたことになります。
そして最後に、例えば、
「D:そうしてもらえれば本当にありがたいね」
というように、感謝の言葉を言うことで、Aさんは積極的に協力してくれることでしょう。
まとめると、ポジティブ・フィードバックの事例は、
「A:持ち場を離れたけれど、通常の仕事も、急な仕事Xも、納期通り収まったんだね」
「B:すばらしいじゃないか!」
「C:持ち場を離れてもOkだと判断する条件を、チームメンバーに理解してもらえれば、チームの生産性がアップすると思うので、私にその条件を教えてもらえないかな」
「D:そうしてもらえれば本当にありがたいね」
となります。
しかし、
「力を入れたことは、作業手順を守ることだったのに、やらなかった」
「持ち場を離れたなんて、とんでもない」
と思われた方もおられるのではないかと思います。
そういう場合は、ポジティブ&ネガティブ・フィードバックとなります。
「A:持ち場を離れたけれど、通常の仕事も、急な仕事Xも、納期通り収まったんだね」
「B:すばらしいじゃないか!」
「E:でもね、安全を守るためにも、作業手順は守ってもらいたい。今度似たようなことが起こったら、私の指示を持ってもらいたいね」
「F:そうしてもらえれば、Aさんに安心して仕事を任せられるよ」
となります。
ネガティブ&ネガティブ・フィードバックの場合、
「G:作業手順を守らなかったことがあったんだね」
「H:Aさんの身に何もなくて、本当によかったよ、ほっとしたよ」
「E:だから、安全を守るためにも、作業手順は守ってもらいたい。今度似たようなことが起こったら、私の指示を持ってもらいたいね」
「F:そうしてもらえれば、Aさんに安心して仕事を任せられるよ」
となります。
実際の現場では、様々なフィードバックが必要になってきます。
上記のフィードバックのどれが正しいのか、ではなく、フィードバックするあなたが「どの事実に焦点を当てるか」で、フィードバックの内容は変わる、ということに注目していただきたいのです。
そして部下の成長の方向性もスピードも変化する可能性があるということです。
次回は、素晴らしさや喜びを感じてもらうもう1つのパターン、
・仕事外では、自己中人材の趣味や経験した内容から、上司や先輩が意味を見出し、感謝の意を伝える。
について考えていきます。
ココナラで皆さんの成長支援を行えることに感謝いたします。
どうそよろしくお願いいたします。