歌の話vol.3 自分の耳にはどう聞こえる?

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音声・音楽
はい!日刊またま新聞今日は焼肉ディナーのため早めにUPです!
↑完全に自分都合

ちなみに写真は差し入れでいただいたうさぎちゃんのプリティーフィナンシェ♪
ワタシに負けず劣らずかわゆいわ♡

は、置いといて。
昨日は、ニーズを伺いつつまずご自身の声を客観的に聴いていただく
というところでした。

この時点で、例えば音程がちょっと不安定ですよね、とか
高音で苦しそうになりますよね、とか
低音が音になりづらいですね、とか
改善すれば確実に歌が進化するポイントがいくつか出てきます。

大体のみなさんが
実はそんなに自分の声が
音や響きに対してウィークポイントがあるとは思っていないのです。
なぜなら、
そこまで自分の声を客観的に聴いたことがないから。

そもそもレッスンに来た時点で
ワタシこのあたりの音が不安定になるので改善したいんですよとか
下の音がここまでしか出ないんですがもっと下を出したいんですとか
そういうことを言われる方なんか
皆無です!
というかそれが分かればおそらくご自身で改善できるはずなんです。

ただこれが高音域の発声・音程になると、
出る声の限界は皆さん感じてらっしゃるので
よく「地声でこの曲を歌い切りたい」
というリクエストの方がいらっしゃるのはそのせいですが
この話はまた別の機会に♪

で、
そのようにしてウィークポイントを指摘することで
初めてみなさんご自身の声を
脳内でなく客観的に
簡単に言えば録音した自分の声を
きちんと分析して聴こう、という意識が芽生えるのです。

とにかくここが一番のポイント。
今までは、よく聴いたこともない自分の声を
勝手に脳内で解釈して作り上げ
理想に近づくよう脳内変換していたのです。

いや、私はちゃんと自分の声録音して聴いてましたよ。
という方も多数いらっしゃいますが
実は指摘されるまでご自身のウィークポイントに気づかない。
それほど、脳内で勝手に変換されるものなのです。
だって歌いながら客観的に声を聴くのは
そのつもりで自分で歌声を聴いてないと難しいし
それには耳の訓練が必要だし
それよりも歌っているときの高揚感が
その後も残っているのですよ。

この現象はカラオケが大好きな方によくみられますね。
「私はこういう風に歌った(はず)なので
こう聴こえる(はずだ)」
という、脳内変換ですね。

まずはその自己催眠的な歌の聴こえ方を
少しずつ崩していくのです。
そこで初めて
「自分の声はこんな声」という思い込みを
瓦解する最初のひとかけらが崩れ落ちてくるんです…

おぉ!なんだかスペクタクルなお話になってきましたね(爆)
それでは歌の話vol.4にとぅびぃこんてぃにゅーど!
次号の日刊またま新聞も
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