『間違いは…故郷だ…。…誰にでもある』ぺこぱに学ぶ、脳を活性化させるヒケツとは?

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ここ数ヶ月は、TVやメディアでは、ネガティブなニュースばかり。

皆さんなんとなく気疲れというか、身体や頭が重たい状況が続いているのではないでしょうか。

こういう状況の時は、情報に対して受け身でいると、人間らしさの象徴でもある、前頭前野を含む、抽象思考の脳の領域(大脳新皮質)の機能が弱って、大脳辺縁系などの原始脳、

言ってみれば、動物脳が活性化してしまいます。
大脳辺縁系.jpg
*大脳辺縁系は脳の中の方にある、動物的な脳の領域です。

怒りをはじめ、不安や恐怖といった、いわゆる「情動」と呼ばれる感情が起きているときは、大脳辺縁系が活発に動いています。

僕らは社会的動物なので、生き死にに関わることであればあるほど、物理的な臨場感が強く伝播しやすいので、今は、社会全体がちょっとしたことでパニックになる状態になっています。

ある意味、社会全体が動物脳優位モードなわけです。

Fight or Fligt(戦うか、逃げるか)

ですね。

本来、マスクの不足とトイレットペーパーの不足は関連性がないのに、フェイクニュースが広がると、すぐにあわてて買い占めに走ったりという状況に陥ってしまうわけです。

僕は最近、ずっと、

マインドを健全に整えるコツ

についてのブログを書こう、書こうと思っていたのですが、今回の状況はちょうどいいタイミングかなとも思っています。

まず、このような状況で大事なのは、

正しい知識を得ること。

僕ら人間は、何だかわからん。という不安定な状況をもっとも嫌います。(ウイルスは見えないので、よけいです。原発事故の時も同じでしたが)

今回のコロナに関しても、恐怖や不安という要素をまずは外して、今、起こっている状況をエビデンスベースでみることが大事です。

そして、

自分が今、何をするべきか、何をしないほうがよいのかを、パニックにならず、冷静に行うことが大事だと思います。

ここからはあくまで僕の意見ですが、確かに、今回の件での日本政府の対応は?がつきます。

ですが、それを受けて日本は終わったとか、国外に脱出だ、とパ二ックになるのではなく、(海外に出たい人は出たらよいと思いますが)、逆に考えれば、今回のこの緊急事態が起こることによって、

僕らが自分の国のありかた、家族の安全、働き方、等を強制的に、真剣に、自分ごととして考える機会になる思います。

ピンチはチャンス

と言ってしまうと、あざといかもしれませんが。。。

僕自身の話をすると、今、進めている教育コンテンツ系のビジネスを一気に形作るチャンスだと考えています。

家にこもって集中的に作業ができますし、読みたくてたまっている本も読めますし。アニメも一気見できます 笑。

余談ついでにもう一つ話すと、綺麗ごとと言われるかもしれませんが、僕は日本で生まれて、日本で育ててもらいました。

ですので、今、どんなに国のあり方がおかしくても、自分だけ良ければというのではなく、できるだけ自分や周り(できれば日本も)良くはしたいし、ここまで飯も教育も与えられ、育ててもらった恩は返したいなと考えています。(あくまで、今は、です。考え方は常に変わりますので、、、)

で、話が飛びそうになったので、グイッと戻しまして、、、、、

急にいつもの感じになりますが、笑。

人間脳の機能を落さない秘訣を一つ。

そのヒントは昨年のM-1グランプリ3位、つっこまないボケで爪痕を残した、漫才コンビ「ぺこぱ」の漫才にヒントがあります 笑。

*僕は構成作家的な仕事もしていますので、昨年のM1は、まだ、新しい切り口があるのか、、、お笑いすげえ、、、と感心して見ていました。

(追記)2020年の彼らの活躍はご存知の通りです。まだまだ、お笑いの、人の可能性を感じます。と言うとおおげさでしょうか?笑


ちょっと長くなりますが、、、ペコパのネタの脚本を引用します。

(引用ここから)

松:どうもありがとうありがとう、自己紹介します、松陰寺太勇です!ヒュー今日も決まった

そしてこちらが

(後ろを振り向いて大声で)

「どーもー、ぺこぱのシュウペイでーす!お願いしまーす!」

松:イヤ、うしろに向かってしゃべった声が壁に跳ね返り、確実にみんなに届いてる(観客笑)

今日もオレたちが届いてる、しゅうぺいです

「お願いしまーす」

(観客、拍手)
松:ありがとう

「突然なんだけどさ、これからくる超高齢化社会に向けてさ、お年寄りには親切にしたいなと思って」

松:ヒュー(口笛)
松:相方、なんて素晴らしい心構えだ

「じゃあ、電車で席譲りたいから、お年寄りやって」

松:オレがお年寄りをやればいいのか?悪くないだろう

(プシュー)
(おじいさん役の松陰寺が電車に乗ってくるが、相手もおじいさんになる

アウアウアウ…アウアウアウ…、
「アウアウアウ…ヨカッタラ席どうぞ」

松:イヤ、お年寄りがお年寄りに席をゆずる、…時代がもうそこまできている!(観客笑)

そうだ…、これが日本の現実なんだ。

「あのぉ、キャバクラにいきたい」

松:イヤ、元気なじいさん!、に、こしたことはない。(観客笑)

そうだな?

(パラパラダンスを急に踊りだすおじいさん)
「あわわ、カラダが覚えとる」

松:イヤおかしいだろ!、と、言えるのもあと30年だ(観客笑)

松:おいちょっと待ってくれよ相方、なんでパラパラ踊ってんだよ、オマエがお年寄りやってどうすんだよ

「……マチガエター!」(変なポーズ)

松:間違いっ、を、間違いと認められる人になろう。(観客笑)

そうだろう?

間違いは…故郷だ…。…誰にでもある。(観客笑)

どうもありがとう。

「ちょっと思ったんだけどさ、先にお手本を見せてもらっていい?」

松:お手本?オレが席をゆずればいいということか?悪くないだろう

(プシュー)

「今日の電車も混んどるのう」

松:おじいさん、よかったら席どうぞ

(おじいさんドアに顔を挟まれる)

松:イヤマンガみてえなボケしてんじゃねえよ!、って、いうけどそのマンガってなんですか?(観客笑★)

もう適当なツッコミをするのは辞めにしよう

松:時を戻そう

松:おじいさん良かったらぼくの席をどうぞ

「すまんのう」

(席に座りながらそのヒザの上にゆずってくれた若者を座らせるおじいさん)

松:イヤ、おじいちゃんのヒザの上!は、懐かしい!(観客笑)

あの頃を懐かしがろう

松:時を戻そう

松:おじいさん良かったら席をどうぞ

「レロレロ、レロレロレロ、レロレロレロレロ、ワレワレハ、宇宙人ダ

松:イヤ、宇宙人が電車に乗ってくる!ということは、
宇宙船が壊れている可能性がある(観客笑)

移動手段を失っている

助け合っていこう

「トキ、ヲ、モドソウ」

松:イヤッ宇宙人が!、戻したっていい(観客笑)

松:おじいさん、席どうぞ

「うるさいハゲ!」

松:いや、はげてねえ!、…のは今だけなのかもしれない!…先の事はわからない(観客笑★)

(プシュー)
松:席どうぞ

「ウホウホウホー!」(胸を叩きゴリラのしぐさ)

松:イヤ、ゴリラが乗ってきた!、ら、車両ごとゆずろう(観客笑★)

命を守ろう…

(プシュー)

(架空のドアに肩をぶつけて)

「痛っ、痛っ、イタタタ体育大学主席で卒業!」(変なポーズ)

松:イヤ、どーゆーボケ?、 であっても、処理するのがオレの仕事なんだ(観客笑★)

「痛っ、痛っ、イタタタ体育大学主席で卒業!」(変なポーズ)

松:……できない時はできないと言おう!

できない!(観客笑)

(プシュー)

「今ボケの畳み掛け中ですけど、みなさんどうですかー?」

松:イヤ、聞かなくていい!、けど、実際のところどうですか?(さわやかな笑顔)(観客笑★)

悪くないだろう?

「おじいさん、席をどうぞ」

(プシュー、縦に顔がドアに挟まれる)

松:イヤ、同じボケ!、じゃ、ない!(観客笑★)

挟まれる角度が違う!

「イタタタ!」

松:待ってくれよ相方、ずっと何やってんだよ

「いいかげんにしろ」

松:イヤ、オマエが終わらせ、たっていい!

2人:ありがとうございました

(引用ここまで)

わかりますでしょうか?笑。説明、、、いりますね 笑。


(引用ここから)

心がけてはいても、「ムリ」「しまった」「やっぱりダメだ」「もういいだろう」「なんで?」のような否定の気持ちが出てしまうことはあると思います。

そこで、気持ちの力がマイナスに動いてしまったとき、集中力を落さないようにする方法をご紹介します。「・・・・・と思ったけどやめにする」を口にすることです。

今日は早く帰ろうと思っていたのに、午後になって「これをやっておいてくれ」と大量の仕事を頼まれた。ほかにやろうと予定していたことがあったのに、つまらない資料作成の仕事をやらされることになったとします。

そんなとき「なんで自分がこんなことをしなきゃならないんだ」と思ったら、すかさず、「・・・・・と思ったけれど、今日は自分をレベルアップさせて考え直す」と自分に向かって言うようにします。

「・・・・・と思ったけれど、今日の自分はレベルが高いんだ。〇時までに仕上げてやる」

「・・・・・と思ったけれど、今日は全能力を出して一時間でやる遂げる」

「・・・・・と思ったけれど、今日は全身を耳にしてひと言も漏らさず話を聴く」

のように具体的に言葉にして言語中枢の力を使うことで、言語中枢で本能を変える仕組みが働き、脳のレベルが一気に上がり集中力を発揮しやすくなります。

(引用ここまで)


P186、P187「脳が認める最強の集中力」林成之

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以前のブログでアファメーションの話をしましたが、否定の言葉は口にしても、心の中でつぶやいていても、脳が漏らさずキャッチしてドーパミン回路でもあり、やる気やポジティブなマインドをつかさどっている、A10神経群がマイナスに働き、やる気や意欲が落ちていきます。

そして、ドーパミン回路は実は人間脳である前頭前野にまで広がっているので、A10神経群がマイナスに働くと、抽象度が下がって、動物脳が活性化してしまいます。

ですので、ネガティブな言葉がうかんできたら、最後に

否定の否定でひっくり返す

ことで、ドーパミンがドバドバ出て、前頭前野が活性化して、やる気が出て、前向きになって、抽象度が上がって、クリエイティブになります。

頭もスッキリしますので、集中力も高まりますし、今、やるべきことをやっていくことができます。

ぺこぱの漫才が受け入れられたのは、この人間の脳が本来持っている、脳の仕組みを利用しているからです。(考え過ぎですかね 笑)

余談ですが、僕がこのネタで一番好きなのが、


(引用ここから)

松:おいちょっと待ってくれよ相方、なんでパラパラ踊ってんだよ、オマエがお年寄りやってどうすんだよ

「……マチガエター!」(変なポーズ)

松:間違いっ、を、間違いと認められる人になろう。(観客笑)

そうだろう?

間違いは…故郷だ…。…誰にでもある。(観客笑)

どうもありがとう。

(引用ここまで)


の、

間違いは…故郷だ…。…誰にでもある。

の部分です。

時を戻そう、、、、、 

僕も良くやってますが、皆さんもぜひ、やってみてください。効果は保証します。


コロナでヤバい!もう日本はダメだ!!

と俺が思うということは、社会全体が動物化してパニックになっている可能性がある。

冷静に助け合っていこう。

悪くないだろう。

どうも、ありがとう^ ^ 

日めくり 毎日ぺこぱ
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あ、ちなみに、この手法は催眠療法でも使うやり方なので、ご興味あれば、こちらの本も参考にしてください^ ^ 

ミルトン・エリクソンの心理療法―出会いの三日間
ダンショート、ベティ・アリスエリクソン、ロキサンナエリクソン‐クライン
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