#23:松下幸之助さんから学ぶ ”男女平等” とは何か?

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たけやんです。
自分の成長のため &情報のアウトプットを目的に、ブログをはじめました。まったり更新する予定です。
これを読んでくれた方に、少しでもプラスとなる事があれば幸いです。
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あけましておめでとうございます。年末年始は家でまったり過ごしてましたが、一つ気掛かりなことがあって、少し考えた事をお話しいたします。
(人によっては、価値観の違いから嫌悪感を感じる方もいるかもしれません。
 ですので、あくまで「こういう考え方もあるかも」程度で読み流して頂け
 ますと光栄です)

大晦日の夜、お決まりのテレビ番組として思いつくのは「紅白歌合戦」がありますが・・・もう一つ、ダウンタウンさんの「笑ってはいけないシリーズ」も定番でしたよね。私も、どちらかと言うと歌よりお笑いが好きで、毎年楽しみにしておりました。

ですが、今年は諸々の事情があって休止となりました。原因の一つには、「人に痛みを与えることで笑いを取るような番組は不健全ではないか?」といった内容の意見もあり、それらを踏まえての判断だったと聞いています。

思えば近頃、やたらと『差別』『不平等』『不適切』を訴える声をよく聞きます。人種の違い・肌の色の違い・性別の違い・所得の違い・周りに与える悪影響などなど・・・

人は、あらゆる環境や条件の違いにおいても ”平等” であるべき!という考え方はとても素晴らしいと思いますが・・・それでは、本当に正しい ”平等” とは一体どういうものでしょうか?
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そこで私が思い出したのは、敬愛する松下幸之助さんの著書からの言葉です。

◆人生心得帖[著:松下幸之助]
[松下幸之助] 人生心得帖.jpg

この本の中で、ちょうど ”男女の平等” について幸之助さんが語っている部分がありましたのでご紹介いたします。

『”平等” という事は、男女の平等に限らず、「誰もが何もかも同じ」という
 事ではないと思う。人には誰にでも、他人とは異なった「独自の特質」が
 それぞれに与えられ、備わっている。

 平等という事は、”「独自の特質」が誰にも同じように与えられている”
 という意味で平等なのであって、与えられている特質がみんな同じという事
 では決して無い。ですから、男女の平等と言っても、男と女が同じように
 考え、行動するべきだ、というのではなく、「それぞれの特質・役割が男女
 ともに十分に発揮されるようにしていく」という事でなければならないと
 思うのです』

この考え方に触れたとき、私は心のモヤモヤがすっきり晴れたような気分になりました。

私なりに解釈しますと、今の人々は「すべての人間は、同じ扱いを受けるべきだ」という考え方のもと、自分を見ずに他人ばかりを見て、
 ・アイツばっかり優遇されてる、ずるい!
 ・この人は酷い対応をされて可哀そう、助けなくちゃ!
という風に、『自分勝手な被害妄想や正義感』にとらわれているのではないでしょうか。

他人と比較して「同じじゃないから平等じゃない!」と言うのではなく、人はそれぞれ、生まれ持った才能・能力が違う(この時点で同じではない)のだから、いろんな人がそれぞれの立ち位置において、自分の才能・能力を最大限に活かして誰かの役に立つ。そういう助け合いでお互いに補い合うことが本当の平等だと思うのです。

正義感に燃えることは悪いことだとは言いませんが・・・
今一度、「自分が持っている物」を再確認し、それが「他人と違う物」だと理解したうえで、”平等” や ”差別” を考えてみてはいかがでしょうか。


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