#9:対人関係のストレスを軽減する『嫌われる勇気』

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たけやんです。
 自分の成長のため & 情報のアウトプットを目的に、ブログをはじめました。まったり更新する予定です。
これを読んでくれた方に、少しでもプラスとなる事があれば幸いです。
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おすすめ本の紹介です。前回のブログで「アドラー心理学」について少しお話をしましたが、それを学べる名著として、ベストセラーにもなった1冊です。

◆嫌われる勇気[著:岸見一郎・古賀史健]
[岸見一郎×古賀史健] 嫌われる勇気.jpg

既に読まれた方もいるかと思いますが、私がこの本を読んだ最初の感想としては、少し理解に苦しむものでありました。

一言で「心理学」と言っても、提唱する学者によって様々な解釈や理論づけがされます。そういう意味でも、アドラーの考える心理学は斬新なものでしたが、その中でも一番感銘を受けたのは ”課題の分離” というものです。

ざっくり説明しますと、”課題の分離” とは

 『相手が自分のことをどう思うかは、あくまで ”相手の課題” である。
  だから、それに関して自分が思い悩む必要は無い』

という考え方です。

これ・・・私も含め現代社会に生きる人達にとっては、とても心強いような、でも少し不安になるような、そんな不思議な感覚になりませんか?

会社や学校など、組織やコミュニティで生きる我々にとって、「人に嫌われたくない」とか、「自分は ”いい人” でいたい」という、生存本能にも近い願望は必ずあると思います。

これが極端になると、「他人の目ばかりを気にする」「相手に好かれるよう自分の意志を曲げる」「SNSで”いいね” を貰うためだけに投稿する」といった、『自分にとって不本意な人生』を歩むことになっているため、精神的な反発のようなストレスがどんどん溜まってしまうのです。

今はネットを通して世界中の人に自分を表現できる時代ですが、これは冷静に考えると、賛同者も多く得られるが、逆にヘイト(憎悪)も多く生む可能性のある、とてもリスキーな世界になっているという事です。

他人からの「言葉による誹謗・中傷」など、精神的ストレスで障害をかかえたり、最悪の場合は自殺まで考える人もいるでしょう。そういった人たちに、この『課題の分離』という考え方を教えてあげたいと私は思います。

別に、世界中の全ての人に好かれる必要は無いと気づいて欲しいです。

今こそ、自分の人生を取り戻すための『嫌われる勇気』を持ちましょう


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