頑張ってくださいと言う言葉を、鑑定の最後に伝えることに少し抵抗があります。
相談に来る人は、すでに十分に頑張っている人がほとんどです。
だからこれ以上、頑張れと重ねる必要はないのではないかと思うことがあります。
それに、こちらがいろいろと別の選択肢や、頑張らない方法を提案しても、最後に「頑張って!」と言ってしまうと、また頑張るモードに戻ってしまうこともあるかもしれません。
そう考えると、その一言はとても慎重になります。
では、そもそも頑張るとは何でしょうか。
多くの人にとって頑張るという言葉は、がむしゃらに動くことに近い感覚だと思います。休まずに進み続けること。気合で乗り切ること。そういうイメージが強いのかもしれません。
でも本来の頑張るは、それだけではないはずです。
冷静に考えること。
計画を立てること。
行動すること。
振り返り改善すること。
そして休むこと。
ここまでが一つの流れであり、セットになっているものだと思います。
しかし現実には、子どもの頃からの癖もあるのか、考える前に動き続けてしまう人が多いように感じます。計画も曖昧なまま進み、気力だけで押し切って、結果として疲れ切ってしまう。
そして限界のところで相談に来る。
そういう流れは少なくない。
だからこそ、頑張るという言葉を軽く使うことはできません。
むやみに頑張ることは、本当の意味での頑張るとは少し違うのだと思います。
あなたの中の頑張るは、どんな形でしょうか。
休むことは含まれていますか。
計画を見直す時間はありますか。
うまくいかなかった時に振り返る余白はありますか。
一度、その中身を見直してみることも必要なのかもしれません。