理由のない不安

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人生では、誰でも不安になることがあります。これはとても自然なことです。
何か新しいことをする前、結果がまだ分からない時、人は不安になります。でも、鑑定をしていると「不安になりやすい人」というのが確かにいると感じます。

お話を聞いていると、不安になる理由も少し見えてきます。例えば、過去に失敗した経験があって、「また同じことになるんじゃないか」と思ってしまう人。

小さい頃から親に「危ない」「やめなさい」「失敗するよ」など、不安をあおるような言葉を多くかけられて育った人。そういう経験があると、何かをする前に、まず不安が先に来てしまうようになります。

本人は本気で不安になっています。これは決して大げさに言っているわけではなく、その人の中では本当に起こりそうな気がしているのです。でも、話を聞いていると、こちらとしては「いくらなんでも、それは起こらないでしょう」と思うところまで心配していることもあります。

例えば、まだ何も起きていないのに、もう最悪の結果まで想像してしまう。連絡が少し来ないだけで嫌われたと思う。仕事で一度注意されただけで、もうクビになるんじゃないかと思う。まだ何も決まっていないのに、失敗する前提で全部考えてしまう。

不安というのは、まだ起きていない未来を、悪い方向に想像する力とも言えます。想像力が豊かな人ほど、不安も大きくなりやすいのかもしれません。

そんな時、私は一つずつ整理していくように話をします。本当に起こる可能性が高いのか。起こったとしても、どうすればいいのか。最悪のことが起きたら本当に人生は終わるのか。そうやって一つずつ見ていくと、「そこまで心配しなくても大丈夫かもしれない」と納得してくれる人もいます。

ほとんどの人は「じゃあもう少し頑張ってみます」と言って、また前に進もうとします。でも、それでも不安がなかなかおさまらない人もいます。

では、不安って何なのでしょうか。

不安というのは「自分でコントロールできないものを、コントロールしようとしている時」に大きくなるのではないかと思っています。相手の気持ち、会社の判断、未来の出来事、天気やタイミング。こういうものは、どれだけ考えても自分ではコントロールできません。でも人は、それを何とかしようとして、考えて、考えて、不安になります。

逆に、自分でできることに集中している時、人はあまり不安になりません。勉強する、準備する、連絡する、働く、体を整える、生活を整える。自分で動けることをやっている時は、気持ちは比較的落ち着いています。

だから不安への対処法は、意外とシンプルです。

まず、「それは自分で変えられることか、変えられないことか」を分けて考えること。変えられないことなら、考え続けても答えは出ません。ある程度考えたら、もう手放すしかありません。

でも、変えられることなら、小さくてもいいから行動すること。準備する、調べる、誰かに相談する、練習する、生活を整える。行動すると、人は少し安心します。何もしていない時が、一番不安は大きくなるのです。

理由のない不安にずっと振り回されてしまうと、まだ起きてもいない未来に、時間とエネルギーを全部使ってしまいます。もったいないです。

不安になった時は、頭の中でぐるぐる考え続けるのではなく、「じゃあ今、何ができるだろう」と考えてみてください。「今」です。不安を消そうとするより、今できることを一つやる。その方が不安は小さくなっていくのだと思います。
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