【高校受験】中学受験を経てから高校受験に向かう子が増えています。
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新しい高校受験への流れ
中学受験で思うような結果を出せなかった子たちが、
高校受験でリベンジしようとしています。
また、公立中学を避けるために
とりあえず入学できるところに入学して、
そこから高校受験をする子たちが
かなり増えている気がします。
最近の高校受験はレベルが下がっている。
最近の高校受験のレベルは低いです。
中学受験で優秀な子たちが抜けるので、
高校受験の上の方のレベルは、
中学受験と比べたらかなり低いです。
(もちろんできる子もいますが、かなり少数派です。)
中学受験が有利に働く要素
中学受験が有利に働く要素として、
以下のようなものがあります。
①中学受験で悔しい思いをして、
『やらなければ落ちる』という現実を痛感した。
②小学校の勉強しかしていない高校受験組に比べて、
ダメなりにも勉強の習慣がある。
③中学受験の複雑な問題に比べると、シンプルで解きやすく見える。
④国語の読解問題については、かなりのアドバンテージになる。
⑤英語の暗記も中学受験の理科社会の暗記に比べると、量が少なく感じる。
⑥公立高校の受験であれば、中学受験組には理社のアドバンテージがある。
⑦私立高校の受験であれば、理社がなくなり英語が増えるだけなので、
科目数が減って楽になった気がする。
⑧レベルの高くない学校に入学するのであれば、
強敵が少ないためすぐに成績優秀者になれる。
中学受験後に完全に緩めないことが大事。
中学受験後はしばらく思いっきり休んで欲しいです。
しっかり遊んで欲しいです。
ただ、
中学に入学するまで遊ばせてしまうと、
頭の回転も悪くなり、
暗記力も落ち、
勉強に対する耐性もなくなります。
一度こうなってしまうと、
元に戻すのは本当に大変です。
そのため、
完全に緩める前に、
英語の勉強などを始めてください。
数学の問題を解くことで、
『これなら簡単にできる!』
と思わせることも大事です。
入学後のスタートダッシュが大事。
中学受験で
不本意な結果になってしまった子たちは、
達成感で満たされたことがあまりありません。
また、
『やればできる』という感覚もなく、
『やってもどうせできない』
という感覚の方が強いので、
ここを変えてあげる必要があります。
そのためには
入学した学校の最初の定期テストで、
良い点数を取らせることが大切です。
幸い最初のテストは簡単なので、
努力すればするだけ点数は上がります。
また、
第一志望で入学している子は少ないので、
そこまでやる気になっている子はほとんどいません。
このような状況の中で
成功体験をすることによって、
自走し出す可能性はかなり高まります。
『やればできる』と実感しますし、
『あいつ、頭良いんだな』と周りの子たちに認知されると、
良い成績を取り続けようと思います。
このような流れを作ってあげると、
高校受験に向けて良い流れができます。
仮に高校受験を辞めたとしても、
良い学校の指定校推薦が見えてきます。
私のところにも
こういったご依頼がかなり増えていて、
スタートダッシュのために
卒業式後の授業のご依頼が増えました。
皆さんも春休みを有効に使って、
良い流れを作ってあげてくださいね!