前回はアカウントについて学びました。
今回は、高度なフィルタ機能についてです。情報をさらに絞ることができ、レポートの表示形式の変更もできます。
フィルタとは、データを絞り込みレポートで分かりやすく表示するのに役立ちます。このフィルタには、「定義済み」と「カスタム」の2種類があります。
「定義済み」フィルタ
定義済みと言うと分かりずらいですが、要はすでに用意されているフィルタのことです。このフィルタはただ選択して適用するだけなので、簡単です。IPアドレスやサブドメインなどトラフィックの発生源に基づいて情報を追加または除外することができます。
「カスタム」フィルタ
カスタムフィルタを使うと、データ収集対象にヒットを追加または除外する。表示形式を大文字または小文字にする、ヒットで収集されたデータを検索または置換するといったことができるようになります。その際、カスタムフィルタは、指定した特定のフィルタテキストのパターンとの照合をします。
次にパターンを詳しく書いていきます。
一致フィルタ
例えば、モバイルに力をいれたビジネスだとして、特定のビューでモバイルトラフィックのみを分析するとします。このような場合は、デバイスカテゴリで、「モバイル」を指定します。これにより、指定した条件と、GAがそのビューに対し収集した関連するヒットが照合されます。
同様に、ビューで特定のキャンペーンデータのみを表示したいときは、名前またはタイプのパラメータを指定したキャンペーンのデータのみを含むカスタムフィルタを設定できます。
除外フィルタ
除外したいデータがあるときは、カスタムの「除外フィルタ」を適用できます。
小文字フィルタと大文字フィルタ
大文字と小文字の区別をつけることで、重複したデータを排除できます。GAでは大文字と小文字の区別がないので、「すべてのページ」レポートに同じURLが複数回表示されることがあり、使いにくいことがあります。そんなときに大文字と小文字のフィルタを使うと、大文字か小文字かだけが異なるURLを結合でき、すっきりします。
高度なフィルタ
一致、除外、大文字小文字のフィルタに加え、「正規表現」を使用して、フィルタフィールドで、削除、置換、統合などの複雑な処理を加えることのできるフィルタもあります。正規表現というのは、一致するテキストを特定して、操作をトリガーする際に使用できる文字のことです。単語1つのこともあれば、複数語の時もあります。
オンラインストアで、ユーザーがコットンのTシャツを検索する際に使用した語句がすべて表示されるように、フィルタをビューに設定するとします。ユーザーは「コットン Tシャツ」「コットンのTシャツ」など類似した形で検索するので、これを識別するための正規表現を作成します。
「コットン」「Tシャツ」の語句が含まれているサイト内の検索語句を認識する正規表現を使用した高度なフィルタを追加できます。
フィルタを設定するときは、適用する順番も考えないといけません。データは適用したフィルタ順い渡されていきます。
また、いきなり本番用のビューに適用するのではなく、必ずテストビューで試してからにしましょう!
次回は、ディメンションを自分のビジネスに合った形にしようという話です。