前回はGAでデータを測定するための計画の立て方のついて学びました。
今回から5回続けてデータの収集と設定の話に入ります。初級編のおさらいもかねて、アカウント・プロパティ・ビューの設定について詳しく勉強します。
多くの企業にとっては、GAアカウントの運用はそんなに難しくありません。カスタムしたりすると複雑になりますが。基本の構造は、ビジネス1つにつきアカウント1つ、プロパティを1つ、最後に最低でも「生データ」「テスト」「マスター」の3つのビューを用意します。
アカウント
会社の規模や構成によってアカウント、プロパティ、ビューを追加する必要があります。例えば、ECサイトを2つ運用しているのであれば、2つのアカウントが必要になります。
アナリティクスで作成したアカウントには、一意のIDが割り振られます。このIDはGAのトラッキングコードに含まれ、このIDに基づいてヒットのデータが適切なアカウントに送られます。
プロパティ
ビジネスに合わせて、プロパティの数を増やします。例えば、ECサイトでウェブサイトのデータと、アプリのデータを収集しているとしたら、2つのプロパティに分けた方が分析がしやすいですね。デバイスごとにプロパティを分けることもあります
URLやサブドメインが異なる2つのサイトがあり、それらを1つのプロパティでトラッキングしたい場合は、「クロスドメイントラッキング」を使うと便利です。クロスドメイントラッキングでは、ユーザーの同一セッション内での関連ウェブサイト間での行き来が認識されます。「サイト間のリンク」とも呼ばれ、サイトとサイトが地下鉄の駅みたいに繋がってるというイメージだと勝手に解釈しています。クロスドメイントラッキングをするには、トラッキングコードをすべて変える必要がありますが、Googleタグマネージャーを使うと早
いみたいです。
Googleアナリティクス360を使うと、別の方法で複数のドメインデータを集計することができます。「統合レポート」という機能を使用すると、複数のプロパティからデータを集めて、1つのプロパティにまとめてくれます。
例えば、ウェブサイトとアプリで2つのプロパティがあるとして、GA360を使うとウェブサイトとアプリ2つのプロパティデータを1つのプロパティに表示できます。
アカウントと同じように、プロパティにもそれぞれ一意のIDが割り振られます。このIDに基づいて、ヒットとプロパティが結び付けられます。
ちなみに、1つのアカウントに追加できるプロパティとビューの数には上限があるので、そこの計画の立ててからアカウントの作成をするといいと思います。
ユーザー権限
ユーザー権限については、初級編では一瞬だけ触れた気がしますが、ここでちゃんと学んでおきたいと思います。アカウント、プロパティ、ビューの単位でアカウント権限を割り当てることができます。最上位はアカウントにアクセスできる権限で、プロパティとビューも見ることができます
これは初級編のおさらいみたいなものでサクッとできました。
次回はアドバンスフィルタというものが新登場します!