第22回:独自のディメンションを設定しよう

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学び
前回は、フィルタについてでした。
今回は、カスタムディメンションを勉強します。カスタムディメンションを設定すると、ビジネスの用途にあったデータの収集がしやすくなります。

概要

 カスタムディメンションはデフォルトのディメンションと似ていますが、内容と値は自分で設定できるので、自分のビジネスに特化したデータを収集することができます。また、ユーザーの性質や行動に関するレポートを作成できます

カスタムディメンションのデータを収集するには、JavaScript のコードを使用します。ユーザーがそのページにアクセスした時か、特定の行動をとったときにカスタムディメンションによってそのデータが取得され、既存のヒットに付加される新たなパラメーターとして送信されます。これでカスタムディメンションを使うことができます。

例えば、ゲストではなく、会員用の特別なURLを用意しておけば、会員と識別できるので、割引を適用することができます。

カスタムディメンションの設定

 設定は管理画面で行うことができます。「カスタム定義」の「新しいカスタムディメンション」をクリックすれば作成できます。

まず、カスタムディメンションに名前をつけ、その範囲を定義します。範囲は、「ヒット」「商品」「セッション」「ユーザー」の4つがあります。この範囲はデータをどのように分類したいかで変わります

例えば、ユーザーが特定のページを読み込むたび、または特定の操作をするたびにカウントしたいなら、「ヒット」、商品ごとに分類したいなら「商品」、セッションやユーザーごとにまとめたいなら「セッション」・「ユーザー」を選択します。

カスタムディメンションを設定すると、GAで生成されたJavaScript トラッキングコードを、カスタムデータの収集先となるウェブサイトのコードに追加します。

カスタムディメンションをレポートで活用する

 作成したカスタムディメンションは、標準レポートではセカンダリディメンションとして、カスタムレポートではプライマリディメンションとして使用できます。お決まりの注意事項ですが、カスタムディメンションは過去に収集してデータには適用されません。

今回はカスタムディメンションの話でした!
カスタムはなかなか難しそうです。私にはまだはやい笑

次回はカスタム指標です
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