第16回:ユーザーとセッションの分類

記事
学び
前回はGAでデータが収集される仕組みと、ヒットについて学習しました。
今回はGAがユーザーとセッションをどのように分類しているかを学習します。

GAがデータを処理するおおまかなステップ


トラッキングコードによってヒットのデータが送信されると、GAは検出可能な他の情報を追加してからデータを処理し、レポートにしています。収集したデータをビジネスでうまく活かすためには、データがどのように処理されているか理解することが大切です。

GAがデータを処理する手順は次の通りです。
・新規ユーザーとリピーターの識別
・セッションまたはユーザーが利用した時間別にヒットを分類
・トラッキングコードからのデータを追加し、データソースを結合します。

それぞれ詳しく見ていきます。

新規ユーザーとリピーターの識別 

まず最初のステップは新規とリピーターの識別です。トラッキングコードが設定されたページにユーザーがアクセスすると、GAがランダムな一意のIDを作成します。このIDはユーザーのブラウザのCookieに関連づけられます。それぞれのIDがユニークユーザーに対応します。検出されたIDが新しいものなら新規ユーザーとみなされ、既存のIDならリピーターとして区別され、該当するヒットが送信されます。

この識別は万能ではありません。ユーザーのCookieと関連づけられているので、ユーザーがCookieを削除またはブロックしたときは、この情報は失われます。そのため、次にページを読み込んだときは新しいIDが作成されてしまうので、同じユーザーでも新規として識別されてしまいます。

基本的に、同じデバイス、同じブラウザなら複数のセッションでユーザーの特定ができます。ですが、違うデバイスだと別のユーザーと識別されてしまいます。デバイスをまたいでユーザーをトラッキングするには、UserID機能を有効にする必要があります。

セッションの定義

次に、ウェブサイトにおけるユーザーエンゲージメントのレベルを把握するため、GAでは、生成された時刻に基づいてユーザーをグループ化します。この期間を測定するため、「セッション」と呼ばれる指標を利用します。

ウェブサイトでは、トラッキングコードが追加されているページにユーザーがアクセスした時にセッションは開始され、「ページビュー」ヒットが生成されます。ヒットが記録されないまま30分すぎるとセッションは終了されます。

ヒットがセッションごとに区別される仕組みを例と一緒にみていきましょう。

1.ユーザーがサイトにアクセスしてきたが、何もクリックしないで離脱した場合、そのセッションにおいてそのユーザーに対して「ページビュー」ヒットが1回記録されます。

2.ユーザーがサイトにアクセスしました。そうすると「ページビュー」ヒットの記録が始まります。そのユーザーがイベントトラッキングの対象となる動画を再生すると、「イベント」ヒットが発生します。つまり、このセッションでは、「ページビュー」ヒットと、「イベント」ヒットの2つが記録されます。

3.ユーザーがサイトにアクセスして、そのまま別のタブで違うwebサイトにアクセスし、30分滞在した後、またサイトに戻ってきて、イベントトラッキング対象の動画を観ました。その場合、セッションは2つになります。1つ目は「ページビュー」ヒットが、2つ目は「ページビュー」ヒットと「イベント」ヒットが記録されます。

このように、GAによってデータがセッションごとにまとめられると、セッション数やセッションごとのページビュー数、直帰率などが分かります。

GAの他のデータソースと結合する

3つめのステップは、収集されたデータと指定した他のソースが結合されます。Measurement Protocol を使用し、ほかのGoogleアカウントにリンクして、外部システムからのデータを追加する2つの方法を見ていきます。

 Measurement Protocol を利用すると、POSシステムなどのweb接続機能をもつさまざまでデバイスからGAにデータを送信できます。
 また、カスタマイズしたトラッキングIDを使ったヒットの生成方法と指定したGAアカウントへの送信方法を定義することができます。

これにより、Google広告のクリック数や表示回数などをGAアカウントで確認できます。

用語が分かると意外と頭に入るもんですね!!





サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら