ペルソナ

記事
コラム
心理カウンセラーのアヴニールです。

人が人と関わるとき、自分の役割を意識して
期待されている仮面を被っています。

例えば、
家族と一緒にいるときの仮面
職場にいるときの仮面
友人といるときの仮面
などです。

いくつかの仮面を使い分けるのは
人として、極めて普通のことです。

「仮面はしない、
いつも本能のままの私を見て!」
というのは、かなり危ない人に
なってしまいますよね。(笑)

ただ。。。
仮面が、本来の自分と
かけ離れてしまっている場合は、
大きなストレスとなってきます。

ケース1:
最初から自分に合わない仮面
 例えば、
 義両親の言うことになんでも従う
 「良い嫁」という仮面

 頑張ってその仮面を維持しても
 本来の自分が、はっきり意見を言う性格
 だったら、とても苦しい状況になります。

ケース2:
エスカレートした仮面
 例えば、
 道化を演じると、みんなが喜んでくれる。
 だからもっと、もっとと思っているうちに
 自分の想定を超えた本格的な道化になって
 戻れなくなってしまった。

 これも苦しいですね。
 途中でブレーキをかけられない
 今更、やめられない。。。

ケース3:
古くなった仮面
 最初は、ジャストフィットしていた仮面

 年齢を重ねることで、環境や立場が
 大きく変わっているのに
 そのままの仮面をつけ続ける。
 この仮面は、いつ付け替えるか
 本当に難しいですね。

 小さかった子どもは大人になり
 ○○ちゃんのお母さんの役割は
 終わっているなどですね。

自分に合わない仮面をつけ続けていると
自分がわからなくなってしまったり、
大きなストレスで身体的、精神的に
トラブルを抱えてしまいます。

子どもの頃は、進学・就職という
タイミングで別の仮面に変更する
こともできますが、大人は難しいですよね。
でも この季節、年末年始は
良いタイミングになります。

年明けから
「今年は○○な自分になります」
と抱負を宣言して、
「一気に別の仮面につけ替える」
あるいは
「徐々に仮面の色や模様を変えていく」
そんなことがしやすいんです。

窮屈な仮面と感じている人は
年末にゆっくり考えて
年明けから新しい仮面を
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