性はグラデーション

記事
コラム
心理カウンセラーのアヴニールです。

近年、性別は「男性」と「女性」の二者択一ではなく
いくつかの選択肢として提示されつつあります。

伝統的な性別は、
生物学的な「男性」「女性」を
性別として捉えています。

そして
男性だから○○であるべき
女性だから○○であるべき
という思考や行動を期待されてきました。

でも性はグラデーションなんです。
性のケージ.jpg

あなたもこの表の各項目について
どのあたりがピッタリするか
ちょっと考えてみてください。

生物学的は
両端にいる人が多数派だと思いますが
なかには両方の性器を持つ人
染色体が人とは違う人
などがいます。

心は
男性に近い
女性に近い
中間あたり
男性と中間の間くらい
女性と中間の間くらい
と人それぞれですね。

性的指向は
男性が好き
女性が好き
両方好き
両方嫌い
など様々ですね。

どう見られたいか? 
男性的に見られたい
女性的に見られたい
中性的に見られたい
ちょっと女性より
ちょっと男性より
と、これも様々だと思います。
(服装、髪型、化粧などに現れますね)

この4つのファクターを考えたとき
LGBTQは、自分には関係ないと
思っていた人も
少し身近な問題に
感じるかもしれませんね。

ライン1.jpg

クライアントさんを見ていると
子どもの頃に感じたこと
思い込んだことを
そのまま引きずっている人が、とても多いです。

親にとっては何気ない一言が
子どもの心に残って
大人になっても心を傷つけてしまう。
誰も悪くないんですけど
できるだけ傷つけないようにしたいですよね。

なので。。。

お子さんに
男の子なんだから○○じゃなきゃダメ
女の子なんだから○○じゃなきゃダメ
と押しつけないよう
気をつけてくださいね。

言われても気にしない
お子さんもたくさんいます。
でも、傷つく子がいます。

同じように
お兄ちゃんなんだから我慢しなさい。
お姉ちゃんなんだから○○しなさい。
も避けて欲しいキーワードです。

自分は子どもの頃、親に愛されなくて、
我慢ばかり強いられた。。。
という人達が、想像していたより多くいます。

親は「そんなつもりは、なかった」という
ケースが多いかと思います。

ただ毎日が忙しく、慌ただしい中で
勃発する兄弟げんか。。。

余裕がなくなって
上の子に退いてもらうのが
簡単な解決策に思えます。
だから、ついつい言ってしまう。

「できるだけ公平」を心がけてくださいね。

それでも口に出してしまったときは
ギュッとハグして
「大好きだよ」とか「ありがとう」って
伝えてあげてくださいね。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す