お店の経営が軌道に乗ったときに、今後の目標は何にしますか?
①店舗経営の安定化②多店舗展開①店舗経営の安定化とは、利益率を上げることを目的にしますお店を始めたときはがむしゃらに毎日を過ごしているけれど、日々の活動に慣れてくると余裕が出てきます。こういったときに仕事の作法をマニュアルに落としたり、食材の仕入れのコントロールや食材の歩留のコントロールなどを行っていくことなどに取り組んでいきます。
今回はこの説明はメインでないので、別の機会にしますね😊
そして②多店舗展開は売上を上げることを目的にします。
多店舗展開のためには新たな地に店を出しても早期に安定化を実現する必要があります。
そのためには知名度が欲しいし、ブランディングが有効です
ブランディングをする方法はいくつもありますが、今回私がオススメしたいのは
百貨店催事を活用したブランディング
です。
この方法はお店のブランドコンセプトと百貨店のブランドが近ければ効果があります。
百貨店催事とは、地元に密着した百貨店が新規顧客の獲得や常連客のエンゲージメントを高めるために地域物産展や全国物産展、工芸展など様々なイベントを企画運営するものです。
百貨店催事は多いところで、年間20近く実施しているところもあります。
グルメ物産展で有名なのは
北海道物産展
だと思います。
私の得意分野は全国物産展で、物産展の企画立案から、全国各地のグルメを百貨店バイヤーとともにコンセプトにあったお店の発掘、プロモーション、運営を行って来ました。
お店が多店舗展開のためにブランディングをするために百貨店催事に出店するべき理由は3つあります
①百貨店のブランド力によるレバレッジ効果
②ノウハウを身につけることができる
③テスト出店できる
百貨店バイヤーは催事の期間に立てた目標売上と、百貨店がターゲットにする客層にあう格式の2つの視点で出店社を発掘・選定します。
なので、百貨店バイヤーの目利きに適うお店は百貨店のお墨付きということになります。
つまり、百貨店催事に出店した実績によって、百貨店のブランド力をレバレッジにすることができるのです。
そして百貨店が集客のためのプロモーションにあなたのお店やメニューを取り上げたら、あなたのお店は認知拡大の機会を得たことになります。プロモーションはテレビメディアや新聞、ラジオなどいわゆる4マスであるので、効果は絶大です✨特にブランディングに生かされるものになります。
また百貨店バイヤーはこれまで様々なお店と仕事をしてきたことで、かなりのノウハウが蓄積されています。また全国各地に店舗を持つ百貨店なら、ノウハウが共有されていることが多いです。百貨店催事に出店する際にバイヤーからリクエストを受けることがあります。それはつまり売れるノウハウが詰まったアドバイスでもあります。そういったものを蓄積していくことでお店にもノウハウが培われていき、あなたのお店独自のノウハウが生まれます。
さらには店舗出店を検討しているエリアの百貨店の催事に出店することができれば、あなたのお店のメニューが商圏の人たちに受けいられるか、テストマーケティングすることができます。
百貨店はコロナの感染拡大によって消費者の消費活動がシフトしたことで苦しい状況にありますが、ブランド力やノウハウがあります。
百貨店催事へ出店を目指すためのノウハウは別の機会に説明します。
さぁ、百貨店催事を楽しもう😊