【シニア出品事例】建築パース制作40年のプロが、60代から趣味のペットや車のイラストを描きココナラで出品。ココナラで得た新しいつながりに、ワクワクしながらはたらくmorricone813さん

記事
デザイン・イラスト
こんにちは。ココナラ広報です。
ココナラには本業だけでなく、自分のスキルや趣味、好きなことを生かしたサービスを出品し、新たな仕事の可能性を広げているシニア出品者さんがいます。
今回は、建築・インテリア・商業施設などのパース制作や提案の仕事で培ったスキルと、ご自身の趣味をサービスとして出品しているmorricone813さんにインタビューしました。
本業の販路を広げ、趣味の新たな可能性を花開かせた、ココナラの活用事例や今後の展望についてお話を伺いました。
サービスURL

【経歴・キャリア】建築・インテリア・商業施設などのパース制作のプロ

大学を卒業後、建築パースの事務所に就職し、そこでパースの基礎を学びました。一流建築事務所などのパースを請負っていた事務所だったため、先輩方のプロ意識や、プロの仕事ぶりを間近で見られたことは、とても良い経験となりました。
その後、商業・イベント関係のパースを請負う事務所に転職し、ここでは「クライアントの希望やイメージを、考えながら絵にして提案する」というクリエイティブなスキルを身に付けました。
20代後半で独立し、それから家族に支えられながら個人で建築・インテリア・複合施設・環境・商業施設などのパース制作や提案の仕事を続けてきました。
縁あって、私大と専門学校で建築やインテリアのデザインに関する講師を任せていただき、学生たちにスケッチやデザインの魅力を伝えています。
EPSON337.JPG
morricone813さんが手がけた商業施設のパース

【出品をはじめたきっかけ】仕事の減少にともない販路拡大のため出品に挑戦

個人の付き合いの中で仕事を受けていると、年月を追うごとに相対的に仕事量が減っていきます。特に年齢を重ねると、さまざまな事情で長くお付き合いさせていただいたお客様との取引が無くなったり、依頼数が減ったりするものです。
そうした中で4年ほど前に、新たな販路拡大の可能性を見出してココナラでサービスを出してみることにしました。

【ココナラで出品しているサービス】建築・インテリア・商業施設などのパース制作から車や動物の絵まで幅広く出品

現在は、建築・インテリア・イベント・商業施設などのパース制作を、モノクロの簡易的なスケッチでリーズナブルなもの、カラーで本格的なものなど、需要に合わせて複数に分けて出品しています。
他にも、車のスケッチや水彩イラスト、ペット、ご家族の似顔絵など、描くのが好きで得意なジャンルのサービスを複数出品しています。
スクリーンショット 2023-10-10 13.03.43.png
morricone813さんさんの出品サービス
ココナラは、ルールを守れば何でも出品できる自由さがあるため、長年専門としてきた建築やインテリアのパースだけでなく、趣味で描いてきた車や動物の絵も、もしかしたら仕事になるかもしれないと思い、出品してみました。
これが結構需要がありまして、亡くなってしまったペットの肖像画や、お父様のためのプレゼントとして愛車と新築とペットを入れた絵がほしい、といったご依頼を度々いただきます。
建築やインテリアのパース制作をはじめとする専門技術を生かした法人関係の仕事もやりがいを感じますが、個人の方からの想いのこもったご依頼も嬉しく、熱意をもって取り組ませていただいています。
スクリーンショット 2023-10-10 13.59.48.png

ペットと車と家を描いた作品

【オンラインでの取引で意識していること】提案ベースで迅速かつ丁寧な対応を心がけることが高評価につながる

初めての取引では、文字のやりとりだけでお客様のご要望やご意図を汲み取ることの難しさを痛感しました。
それまでは気心知れたお客様と対面でやりとりしていたため、オンラインでの取引は非常に緊張しましたし、ドキドキしながらお客様の反応を待ちました。そのお客様に喜んでいただき、ホッとしながらも、オンラインならではの取引の工夫についても想いをめぐらせたことを覚えています。

自分なりに辿り着いたオンライン取引のポイントは、こちらから「こういうイメージで合っていますか?」「こういうご希望で間違いないですか?」「これと、これならどちらが近いですか?」と細やかに確認して、お客様の頭の中にあるものを正確に汲み取るということです。

事前に、何枚かラフスケッチを書いて提示したり、場合によってはこちらから先回りして提案したりすることで、思い違いを防止するよう努めています。
お客様によっては、まだ具体的なイメージが固まっていなかったり、上手く言葉で表現するのが難しかったり、ということもあるため、色々なパターンの絵を描いて見ていただくことで、イメージを固めていただくこともあります。
「早く使いたい」というご希望にも可能な限り応えるために、とにかく手を動かしてスケッチを描き、送り、イメージを擦り合わせてご要望を汲むことを徹底しています。
それが、「迅速・丁寧な対応」というご評価につながっていると自負しています。
仕事場イラスト2(着彩).jpg
morricone813さんの仕事場風景を描いたもの

【やりがい】想いやイメージをつなぐ『架け橋』となる絵を生み出す喜び

例えば、建築士の方やインテリアデザイナーの方からのご依頼には、その向こうに彼らのお客様がいます。
お客様からのご要望(カウンター風のテーブルを設置したい、キッチンはこんな風に、など)をヒアリングした建築士さんなど『建築・設計のプロ』は、頭の中で空間をデザインします。プロが考えた「こういう風に提案したい」というデザインを、絵という形に起こすのが私の仕事です。
絵があることで、プロが考えた空間デザインがお客様にスムーズに伝わります。私は、プロの皆さまと、そのお客様をつなぐ架け橋のような役目を担っていると感じています。
また、車や家、ペット、ご家族などの絵をプライベートでご依頼くださるお客様には、大切な家族やペットへの想いがあり、ご依頼内容からそのお気持ちがひしひしと伝わってきます。
その想いを絵という形に込めて具現化することが、ご依頼主様の喜びにつながると思うと、がぜん情熱が湧いてきます。

このように、頭の中のイメージや、胸の中にある想いを、見える形に描き出すことで、人と人をつなぐ一助となっているのが、何よりのやりがいです。
ウエディングイベント.jpeg
お客様の思い描いたものをパースを描くことで形にしていく

【ココナラで出品するメリット】新しい出会いや仕事との縁がある

ココナラは色々な方が利用しているため、普通に仕事をしていてはご縁がなかったようなご依頼をいただくことがあります。
車やペットの絵などは、ココナラで初めて仕事として承りましたし、その背景にあるドラマや想いを伺い、お客様に寄り添って絵を描いていくという経験は、ココナラならではのものとなりました。

ずっと趣味として熱心に行ってきたけれど、仕事にできるとは夢にも思わなかったことが、ココナラで出品することで立派な仕事となり、さらに仕事となることで真剣に取り組めるという、良い循環が生まれているように思います。
いくつになっても仕事ができるのはフリーランスの良いところですが、依頼がなければ仕事としては成り立ちません。
ココナラを始めたことで、専門分野だけでなく趣味の分野に関しても仕事の可能性が広がっているのは、とてもワクワクします。ココナラで得られた新しいつながりを大切に、これからも大好きな仕事をずっと続けていきたいです。

【夢・展望】新しいことに積極的に挑戦し続けていきたい

この歳になっても、ココナラを始めたおかげもあってか、新しい挑戦や、これまでやってこなかった仕事とのご縁をいただくことが多いです。

新しいことへのチャレンジにはリスクもありますし、難しい仕事に対してはどうしても腰が引けてしまうものですが、できるだけ積極的にトライするようにしています。
新しい仕事や難しい仕事は、勉強になることも多いですし、視野が広がりスキルアップにもつながります。

今後は、ますます新しいことや、やったことのないことに挑戦していきたいと思っています。
心を開いて待つことで良き縁に恵まれると考えているので、勝手に守備範囲を狭めないよう、常にオープンな姿勢で自分自身の可能性を広げていきたいです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す