【キャリアチェンジ事例】経営や営業の経験×洋菓子やパン作りのスキルで「自分の店を開きたい」人の夢を叶える

こんにちは。ココナラ広報です。

ココナラには、築き上げてきたスキルや経験を生かして、新たなステージで活躍している出品者さんがいます。

今回インタビューしたのは、スイーツコンサルタントとして洋菓子やパンなどのレシピ開発や、店舗開業から経営までのトータルサポートをおこなっているスタローん パティスさん。

ご自身の経歴の中で得た知識やスキルを、「自分の店を出したい」という方や、「新しいメニューがほしい」というお店に惜しみなく提供し、夢を叶えるサポートをしています。ココナラを始めたきっかけや、夢を叶えた実例、想いなどを伺いました。（TOP写真はイメージです。）

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【経歴・キャリア】営業職からパティシェの道へ

元々は営業職の仕事をしていたのですが、知人が作ったフランス料理のデザートを食べてその美味しさに衝撃を受け、以前から興味を持っていたパティシェの道へ進もうと思いキャリアチェンジしました。

全国津々浦々、さまざまな店舗を渡り歩き、店長や責任者、シェフなどとして仕事をする中で、洋菓子・ケーキ・パンなどの作り方はもちろん、経営マネジメントについても学び経験を積んできました。

【出品をはじめたきっかけ】コロナ禍の飲食業のために何ができるか考えて

2020年のコロナ禍真っただ中、営業停止をせざるを得ない飲食店や、お客さんが激減し経営のピンチに陥る飲食系店舗が多くありました。

そんな飲食業界の窮地において、自分には何ができるか考え、これまでに培ってきた経験やスキルを生かすことで何か役に立てるのでは、と思い立ち、色々調べてココナラに辿り着きました。

”モノ”ではなく、経歴や知識を販売できるココナラはとても画期的だと思いましたし、他にはこのようなプラットフォームがなかったので、ここで自分の経営者としての経歴や、パティシェとしてのスキルを生かして飲食業界で困っている方の力になりたいと思い、出品しました。

【ココナラで出品しているサービス】洋菓子などのレシピ開発から開業経営コンサルまで

ココナラでは、洋菓子・パン・ケーキなどのレシピ開発、開業コンサルから経営の相談など、トータルでサポートできるようなサービスを出品しています。

客層としては、エリアは東京が多く、内容は洋菓子のレシピ開発の相談が多いです。アフターコロナでマスク規制が緩和された頃から依頼が増えてきて、最近も多くのお客様にご相談いただいています。

具体的なコンサル内容としては、個人か法人かでも変わってはきますが、例えばお店の外観（外装）について、どういった人材を雇用すべきか、材料の発注業者について、など幅広い相談に乗っています。

個人のお客様は、何の知識も経験もない「ゼロから」という方が多く、例えば「ずっと夢だったこだわりのベビーカステラ屋を開きたい！」といったような強い熱意を受けて、ゼロから色々教えさせていただいています。

【取引実例】ずっと夢だったアップルパイ専門店の開業のお手伝い

全てのお取引に思い入れがあるのですが、特に印象的だったのが「長年の夢だったアップルパイのお店を開きたい！」という女性からのご依頼です。

飲食の経験が全く無い方で、本当にゼロからのスタートだったのですが「一人で店を開いて運営する！」「青森まで行ってリンゴを見てくる！」と、アップルパイに並々ならぬ情熱を持っていらっしゃいました。

レシピ開発はもちろん、作り方についても細かく指導させていただき、特に「品質管理」について詳しくお教えしました。プロと一般の方の違いは、材料の性質について熟知し、品質を管理できるか否か、という点にあります。これができれば、一定の味をキープして「商品」としてのアップルパイを提供できるようになります。

二人三脚で開店準備をしてきまして、無事オープンした直後から、地元で話題となり行列ができるほどの人気店になったと聞き、嬉しさもひとしおでした。

一人で店を回すと仰っていたのですが、あまりの人気ぶりに急遽従業員を入れることになるほどで、夢を叶える一助となれたことにやりがいを感じました。

アップルパイ専門店　Maison Maeda 様

【取引で意識すること】お客様と同じ視点に立ち密なコミュニケーションを取る

飲食に関しての経験がまったく無い方からのご相談が多い中で、常に意識しているのは「先方と同じ視点で考え、先方の要望を受けとめる」ということです。

プロ同士でのやりとりの場合は、業界のことも知っていますし、専門用語を使って話すことが普通です。しかし、知識も経験もないお客様からのご依頼で、同じ温度感で対応してしまうと、大きな溝ができてしまいます。

特に「こちらはプロなんだから」と我を通してしまうと、お客様のご希望に添えなかったり、イメージされていた理想と大きくかけ離れてしまったりします。お客様の夢を叶える仕事なのに、これでは本末転倒です。

そのため、私は毎回お客様視点でご要望をヒアリングし、何度もメッセージでコミュニケーションを取ることで、何を望んでいるのか、どういった理想を思い描いているのか、ということを汲み取るよう尽力しています。

その上で、プロの視点からの適切なアドバイスやレシピを提供し、お客様の「想い」を形にしていくということが重要だと考えています。

【出品してよかったこと】夢を叶える一助となる幸せと自分の成長

ココナラで出品したことで、「誰かの夢を叶える手助けができる」という経験が得られたのは、私自身にとっても非常に幸せなことでした。

お金だけでなく、こういった「役に立てている」という感覚は、何にも代えがたい価値があると思います。

また、開業コンサルやレシピ開発の依頼を受けることで、「今、世の中がどうなっているのか」や「何が求められているのか」という「外」の世界に目を向けるようになりました。

パティシェやパン職人などは、どうしても店にこもって商品を作ることに集中するため視野が狭くなりがちなのですが、広い世界に目を向けて、世の中のニーズや流れを知り、それを仕事に生かせるようになったのは、自分の中でもとても大きなことだと思っています。学ぶことも、気付くことも多く、今後の仕事にも生かせそうです。

【夢・展望】これまで通り夢を叶えるサポートをしつつスキルアップもしていきたい

これからも、今まで通り、夢を叶えたい方のサポートをしたり、困っている飲食関係のお店の力になったりしたいと考えています。

自分自身の将来の展望としては、もしかしたらまた商売やビジネスの世界に戻ることもあるかもしれませんが、そういった時のためにも、基盤としてココナラで経験を積み、スキルアップを続けていきたいです。