英単語って意味が多すぎて、どれを覚えればいいのかわからない
特に ask は辞書を見ると意味が3つも4つもあって混乱する——
結論から言います。 都立高入試の英単語は、意味が複数ある場合でもだいたいは2つ覚えれば十分です
例えば過去12年間で12年連続で出現しているaskには大きく3つの意味があります
尋ねる
依頼する
求める
しかし、都立入試ではaskは圧倒的に「尋ねる」の意味で出題されます
尋ねる 46件
ask (人) about ~ / ask (人), “why・howの疑問文”
ask (人) 物事
依頼する 24件
ask (人) to ~
求める 1件
ask for ~
「求める=ask for ~」の登場は過去12年間でたったの1件です。しかも、辞書などによく用例として出てくる、ask for a cup of tea(お茶を一杯注文する)やask for $5 for it(5ドル請求する)といった、「注文する、請求する」の表現は出題されていないのです。
これは、偶然ではないと筆者は思っています。
都立高校入試の出題傾向から主に2つの理由が考えられます。
1 「求める」は対話の展開が作りにくい
都立入試の大問3(対話文)や大問4(物語文)は、登場人物同士の「情報のやり取り」や「行動の約束」でストーリーが進みます。
「尋ねる(ask about/if)」
新しい情報が出てくるので話が展開しやすい
「依頼する(ask 人 to do)」
誰かが何かをすることになり、次の場面に繋げやすい
対して、
「求める(ask for)」
話が一方通行となり、入試問題として必要な「交わる文脈」が
作りにくい
2 「ask for」は他の単語に置き換わりやすい
都立入試で「~を求める」という文脈を作りたい場合、ask for 以外のより日常的で分かりやすい表現が好まれる傾向があります。
「~を求める」→ "I want ~" や "Can I have ~?"
都立入試の英語は「実用的なコミュニケーション」を重視しているため、「求める」はもっと直接的な表現で代用されてしまうのです。
まとめ:都立に特化した受験戦略としての視点
askは、「尋ねる」の複数のパターンをまず覚える。次に、「依頼する」をask (人) to ~ のワンパターンで覚える。
「求める(ask for)」がもし出題されても、「あ、珍しいパターンが来たな」、でも「依頼する」の一種だなと思えば十分なのです。
出る順100選単語帳では、都立入試で実際に出た用法を分析し、出る順に沿った意味解説となるよう心掛けました
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