1. 体は「真我」をリアルタイムでキャッチする
第11回の記事で、私たちには2つの意識状態があるとお伝えしました。
✅【真我】
・宇宙意識の記憶や情報を保持している抽象度の高い意識状態
・今回の人生でどんな体験をしたいかを決めていて、その体験に必要なあらゆる情報を持っている
・「私」という存在の本体。
✅【自我】
・「自分とはどんな存在なのか?」を知るための体験をしている意識状態
・分離の感覚を持つことで、自分と他者の比較ができる
・分離感覚があるために、真我の持つ全体像を理解することができない
(第11回の記事はこちら↓↓)
真我はあらゆる可能性を内包した高次元の存在ですが、抽象度が高いために、アタマ(自我)が理解できるような明確な言葉でメッセージを伝えることができません。
その代わりに、真我は『体の感覚と感情』という、言葉では言い表せない感覚でメッセージを届けています。
真我が体を使うのは、体が嘘をつけないからです。
アタマは本音と建前を使い分けて嘘をつくことができますが、体の反応は嘘をつくことができません。
心拍数や汗、体の痛み、不快感などの反応は、アタマで考えた建前に関係なく、勝手に起こります。
体の感覚に伴って自動で起こる感情も、建前とは関係なく勝手に湧き起こってきます。
このように嘘をつけない正直な感覚を使って、真我は絶えず自我に「今の状態が真我と一致しているかどうか」のサインを送っているのです。
そのサインは以下のような形で現れます。
【⭕️一致のサイン】
安心感、穏やかさ、ワクワク、充実感、腑に落ちる感じなど、心や体が軽くなる感覚や感情
【❌不一致のサイン】
不安、焦り、モヤモヤなど、心や体が重く緊張する感覚や感情
アタマ(自我)は限られた情報の中で「どうすれば正解か」を必死に考えます。
しかし、そもそも真我の描く全体像を把握するように設計されていない自我が、正解を知ることは不可能なのです。
自我が理解できることは、今の自分の状態が真我と一致しているのか、それとも離れてしまっているのかだけです。
そして、そのサインを最も正確に受け取れる受信機が、『体の感覚と感情』なのです。
2.真我と自我のズレはなぜ起きる?
では、なぜ私たちは真我のメッセージをそのまま受け取れないのでしょうか。
それは、受け取り手である自我という翻訳機に、「情報を誤変換するフィルター」が設定されているからです。
私はこの誤変換フィルターを『意識のバグ』と呼んでいます。
意識のバグは、以下の記憶や体験が『未消化の感情」として残っていることが原因で、発生しています。
✅【幼少期の体験】
・やりたいことや存在を否定されたり、過度に行動を制限されるような環境で育った
・あまり構ってもらえなかったり、自分のことは自分でするしかない環境で育った
・親の都合で環境がころころ変わって落ち着いて生活できなかった
・親が経済的に余裕がなく、常に我慢を強いられる環境で育った
・人間関係や健康状態が良くない環境で育った
・愛されている、大事にされているという実感のない環境で育った
✅【家系からの遺伝】
第3回の記事でも解説したように、最新のエピジェネティクスでは、「先祖の恐怖は遺伝する」ことが証明されています。
(第3回の記事はこちら↓↓)
✅【前世からの記憶】
人の体はいつかなくなりますが、そこに蓄積された記憶や意識は『量子情報』として宇宙に非局所的(距離や時間に関係のない状態)に保存され、新たな命に引き継がれているという仮説があります。
自分のものではない、別の誰かの自己否定や自己制限の影響を受けて、同じような体験をしている可能性があるということです。
このような、自分自身ではどうすることもできないことが原因で生まれてしまった、
・悲しみ
・怒り
・恨み
・自己否定
・自己嫌悪
・罪悪感
・羞恥心
・嫉妬心
などが、適切に消化されることなくどんどん蓄積したことによって、真我と自我の間に「意識のバグ」が発生してしまいます。
その結果、真我の伝えたいメッセージが正しく翻訳されなくなるのです。
例えば、こんな感じです。
✅真我
今の仕事を辞めて、〇〇の仕事をする方が本来の目的(生まれてきた理由)に沿うから、〇〇について興味を感じるよう自我に情報を送ろう
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
✅自我
なんか最近、今の仕事に興味がなくなって〇〇が気になるな…。
でも、せっかく入った会社なのにこんなことを考えるなんて、自分はなんて辛抱が足りないんだ!
このように、真我の「次のフェーズに進む時期が来たよ」というメッセージを、自我は「辛抱のない浮ついた興味」と間違って翻訳してしまうのです。
真我のメッセージに従って仕事を変えれば、今の仕事よりももっと自分らしく努力感のない成功が掴めるのに、
自我は「意識のバグ」によって別の意味に勝手に解釈して、間違った場所で間違った努力をし続けることを選んでしまいます。
3.心と体を崩壊させて強制ストップ!
自我はこのように真我の意図に反して暴走しがちですが、真我は決して諦めることはしません。
真我にとっても、わざわざ宇宙意識から分離してまで体験したいことがあるのです。
少しの興味では自我がルートを変えないと分かれば、次はもっと大きなサインを送って何とか気づかせようとします。
私の経験上、そのサインは「興味をもっと大きくするという」方法ではなくて、『今の仕事を辞めざるを得なくなる方向』へと向かうパターンが圧倒的に多いです。
✅仕事で失敗が続く
✅会社の業績が悪化する
✅会社の人間関係が悪化する
✅事故やトラブルが頻発する
✅体調不良が続く
✅プライベートの問題を引き起こして、仕事に集中できなくさせる
こういった形で、今の仕事を辞めさせる流れを起こして、なんとか軌道修正をしようとします。
しかし、こういうことが起こっても、何とかその場で踏ん張ってしまうのが自我です。
「意識のバグ」のせいで、自己否定や自己制限を一旦経由してからでないと、自分のことを判断できなくなっています。
そのため、自分を責めたり、我慢したり、身を削るような苦労をしたり、「この苦しみが自分を成長させるんだ」と言い聞かせて、真我のメッセージを間違って翻訳し続けます。
その結果、心も体も壊してしまってとうとう動けなくなる『強制ストップ』がかかってしまうのです。
ここに至って、ようやく聞こえないふりをしていた真我のメッセージに気づけるというパターンを、私自身の体験も含めてたくさん見てきました。
今になって思えば、ここまでの惨状になる前に軌道修正するタイミングはいくらでもあったのに、その時には気づかないという人がほとんどです。
それぐらい、自我の固定観念は強力ということです。
4. 繰り返される失敗や停滞は、真我からのメッセージ
「意識のバグ」により、自我は無自覚に苦しんでいます。
しかし、真我の方もバグのせいで目的が果たせないので、そこにバグがあることを何度も教えてくれています。
その方法は、『同じ失敗や停滞を繰り返し見せること』です。
自我に繰り返し同じ体験をさせることで、「ここにバグ(未消化の感情)があるよ!」と知らせてくれているのです。
私たちの抱える問題は、大きく分けて「人間関係」「お金」「健康」「能力」の4つに分類できます。
この4つの中で、特に繰り返される失敗や停滞感がある場合、それは真我からの「バグ発生中!」のサインです。
真我は、未消化の感情をゼロに戻して本来のルートに軌道修正するために、似たようなシチュエーションを繰り返し引き起こしています。
「今こそ消化のチャンスだよ!」と、わざわざその感情が湧き上がる状況を作り出しているのです。
失敗や停滞が繰り返されるのは、あなたの運が悪いからでも能力がないからでもありません。
真我が「ここを掃除すれば、もっとスムーズなルートに通じるよ!」と教えてくれているデトックスのタイミングなのです。
5. 「感じ切り」の物理的なメカニズム
第一部では、このような蓄積された「未消化の感情」を消化させるために、『感情を感じ切る』というワークを繰り返しお伝えしてきました。
多くの人は不快な感情を感じたときに、無意識に「こんなことを考えてはいけない」「早くこの気持ちを消さなければ」と抵抗します。
確かに、この方法で一時的に不快な感情をやり過ごすことができます。
しかし、それはあくまでもやり過ごしただけであって、消化したことにはなりません。
消化されなかった感情は、そのまま潜在意識下に隠されて見えなくなります。
一時的に見えなくなっただけで、消えたわけではないので、折に触れその感情は顔を出してきます。
そして、そのたびにまた見て見ぬふりをする。
このループでどんどん感情は蓄積していきます。
溜まりに溜まった感情は、火山のマグマのようにいつか必ず噴出します。
これが失敗や停滞を繰り返すもう1つの原因です。
失敗や停滞は、溜まった感情の吐き出しのために用意された手段に過ぎません。
なので、溜まった感情を無視して、失敗や停滞の原因だけを分析して改善しようとしても、また別の形で同じようなことが起こるだけです。
失敗や停滞は、根本の原因である溜まった感情を消化することで、起こる必要がなくなります。
日々の生活の中で不快な感情が生まれるたびに、『感情の感じ切り』を行うことで、
確実に「意識のバグ」は取り除かれて、真我のメッセージを正しく翻訳することができるようになります。
過去の出来事は、ふと思い出して不快な感情が蘇ったもの以外は、わざわざ思い出す必要はありません。
そんなことをしなくても、日々の生活の中で生まれる不快な感情は、過去の未消化が原因なので、
今、目の前の感情を感じ切れば、過去の出来事に向き合っていることになります。
【感情の感じ切りワーク】
✅ステップ①:場所を特定する
不快な感情が湧いた時、体の感覚に注意を向けてみてください。
胸の締め付け、胃の重み、喉の詰まりなど、感情は必ず体のどこかに現れています。
✅ステップ②:体の感覚に浸る
見つけた感覚を、頭でこねくり回さずにただ感じます。
原因を分析したり、出来事のストーリーを思い出すのではなく、『体の感覚』だけにフォーカスします。
不快感な感覚だけをただ見届けます。
✅ステップ③:共感する
もし冷静に見ることが難しければ、「そうだね、今とても苦しいよね」と自分自身に声をかけてあげてください。
批判も分析もせず、ただ寄り添うだけでいいです。
✅ステップ④:変化を確認する
1分ほど続けると、最初より体の感覚が少し和らいでいることに気づくはずです。
問題は何も解決していませんが、体の感覚が和らいだという事実が、潜在意識下で感情が消化された証拠です。
正直に言って、このワークは退屈で地味な作業です。
すぐに現実が変わるわけでもありません。
しかし、確実に潜在意識に蓄積したバグが取り除かれていくので、繰り返していた失敗や停滞がだんだんとなくなっていきます。
そして、あるとき気づいたら、以前よりも「人間関係」「お金」「健康」「能力」についてのストレスが減っていることに気づきます。
6.借金が煙のように消えてしまった
「意識のバグ」が取り除かれると、物事は今の自分にふさわしい結果へと勝手に収束していきます。
その結果は、自我が望んでいるような形とは限りません。
消えるべきものは消え、去るものは去り、残るものは残り、現れるものが現れる。
どのような形でそれが現れるかは、真我の仕事であり、自我にはコントロールできません。
私は、長年お金の問題で苦しんできました。
毎月の支払いを首の皮一枚で乗り切り、束の間の安心を感じては、また猛烈な不安に襲われるというループを繰り返していました。
しかし、このワークを諦めずに地道に取り組んだ結果、お金の問題が思いもよらない形で解決しました。
それは、「なぜか借金が消えてなくなる」という形でした。
今でも何がどうなっているのか自分でも分かりません。
しかし、借りていたはずのカードキャッシングのお金が何度確認しても「消えてしまった」のです。
これについては、5次元のパラレルワールド(並行世界)で説明がつきそうですが、その考察についてはまたいずれ別記事で書こうと思います。
とにかくこれが、月末の支払いに怯えながらも、ひたすら「感情の感じ切り」を続けた私(自我)に、真我が用意した結果です。
この他にも、「え?何でこんなことになっているの?」と不思議に思うことがたくさん起きています。
おかげで私は、お金の不安に振り回される日々からようやく卒業して、毎日穏やかな気持ちで、
真我の思いもよらない展開に驚かされながらも、心から人生を楽しむ日々を過ごしています。
自我のコントロール欲求を捨てて真我に委ねれば、想像の斜め上をいく出来事は”何度でも”起こります。
あなたも、是非このワークをやって真我の驚きのパワーを体験してみてください。
今回のまとめ
『真我のメッセージは「意識のバグ」のせいで間違って翻訳される。蓄積された未消化の感情を消化することで、自我は真我のメッセージを正しく翻訳することができる。あと、なんでか知らんけど借金が消えた』
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🌱このブログでは、全体を読み進めることで、ご自分の力で「潜在意識下の停滞のバグ」を軌道修正できるように設計してありますが、万が一、ご自分でバグを特定することが難しい場合は、私の鑑定をご検討ください。