他人と比べて落ち込むのは宇宙の設計図通り。宇宙は「自分らしい幸せ」を用意している

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 1. 9つの法則から見える「宇宙サイズの自分」

第一部では、9つの物理法則と心理現象のフラクタル性について話してきました。

慣性、振り子、共鳴、エントロピーなど、物理世界で当たり前のように起こっている出来事は、私たちの心にも同じように作用しています。



心の問題は、自然界から切り離された「自分だけの問題」として考えるのではなく、

『宇宙の大きな仕組みの一部』と捉えることで、解決の糸口を掴むことができます。



第二部では、私たちの自己認識を「宇宙から切り離された孤独な存在」から、『宇宙意識に守られた共鳴の存在』へとアップデートしていきます。


両者の違いを知ることで、今までのように「自分の問題は自分の力で解決しないといけない」という力技と努力型の思考から、

『自分よりも大きな仕組みの力を借りて流れに委ねる』という自然でスムーズな思考へと変わっていきます。

そうすることで、


✅他人の目標を自分の目標と勘違いして、見当違いな努力と行動をしながら生きる

✅自分というパズルのピースを、形が似ている別のスペースに無理やりにはめ込んで窮屈さを感じながら生きる

✅あれもこれも全て自分で出来るのが「素晴らしくて精神性の高い人間だ」という勘違いの元に、出来ない自分を責め続けながら生きる

✅自分以外の「誰か」の言葉に一喜一憂して、自己否定と自己肯定の間を行ったり来たりしながら生きる


といった「不完全燃焼な人生」から、義務感や努力感のない『自分らしく無理のない豊かさを再現し続ける人生』へと自然に移行していきます。




 2. ラーメンを食べた私は、カレーを食べた私を体験できない

私たちは普段、頭の中に浮かぶ思考や感情を『自分そのもの』だと信じています。

「私はこう思う」「私はこれが不安だ」「これはこうすべきだ」という”アタマの声”を、選択や行動の判断材料にしています。


しかし、アタマの声は、私たちの”本体”ではありません。

アタマの声は、本体の声を『自分が今、一番理解できる言葉』に翻訳したものにすぎません。


私たちの本体は、もっと高次元の『あらゆる可能性を含んだ存在』なのです。


”高次元の存在”と聞くと、怪しげなオカルトやスピリチュアルな話に聞こえるかもしれませんが、物理世界の構造で考えるとイメージしやすいです。

物理世界における次元とは、物体が「自由に移動できる方向の数」のことを言います。

・1次元: 線(前後のみ)
・2次元: 面(前後 + 左右)
・3次元: 空間(前後 + 左右 + 上下)


このように、「次元の数が増える=高次元」になるほど、移動できる方向が増えますが、これは心の世界でも同じです。


物理世界では、単に「物体が移動できる方向」の話ですが、心の世界では「移動できる方向=行動の可能性」と言い換えることができます。

次元が高くなるほど、人間がとれる行動の選択肢が増え、よりたくさんの可能性を含んでいるということです。


例えば、あなたがお昼にラーメンを食べようか、カレーを食べようかと悩んでラーメンを選んだ場合、カレーを食べるあなたは存在しないことになります。

しかし、今私たちがいる4次元(3次元+時間)よりもさらに高い次元では、


✅ラーメンを食べたあなた

✅カレーを食べたあなた

✅両方を食べたあなた

✅やっぱりどちらもやめて、別のものを食べたあなた

✅お昼ご飯を食べ損なったあなた


など、いろいろな可能性のあなたが存在していることになります。


しかし、私たちが一度に認識できる”自分”は、当然ですがラーメンを食べた自分しかいないので、

別の選択肢を選んだ自分の満足感やガッカリ感などを感じることはできません。



これは、壁や地面に映った自分の影(2次元)が、そこから抜け出して自分自身(3次元)と握手することが不可能なことと同じです。

この世界では、自分よりも高い次元の世界を正確に理解したり、体験することは不可能なのです。



しかし、自分が理解できないからといって、その世界が「無い」と考えるのは、世界の真実からズレた考え方です。

平面の世界の住人が、立体の世界の住人のことをどう考え、どう評価しようが、立体の世界があることに変わりはありません。



現在の物理学では、次元は10〜11次元あると考えられていますが、科学者たちは全ての次元の「物質の在り方」を正確にイメージできてはいません。

どんな形で、どんな時間軸で、どんな世界でそれらが存在しているかを人間の頭ではイメージできないため、数式で表すしかないのです。



つまり、人間の頭で理解できることと、それが存在しているかどうかは全く関係なく、

人間はその時に自分が理解できる言葉でしかその世界に触れられないということです。



3.「明日のランチは12時に日本で!」と言われても…

では、私たちの本体である、『高次元のあらゆる可能性を含んだ存在』とは、どんな存在なのでしょうか?

私はアタマの声を「自我」、本体の自分を『真我(しんが)』と呼んでいます。



真我はあらゆる可能性を含んでいますので、その存在の仕方はとても「抽象的」です。

抽象的とは、具体性がなく、曖昧で、はっきりと「これだ」と認識できない状態です。



例えば、友人とランチの約束をしてお店に集合する場合は、「何丁目何番地」というピンポイントな情報が必要ですが、

抽象度をどんどん上げていけば「日本」という、とても曖昧な表現になります。


当たり前ですが、「日本」という言葉の中には、日本中のすべての住所が含まれています。

しかし、それだけでは誰もお店に辿り着くことはできません。



このように、抽象度が高い状態とは、『全ての情報を含んでいながら、個別の詳細が曖昧な状態』なのです。


そのような抽象度の高い情報を、自分の頭でしっかりと理解できる情報に翻訳しようとすると、どうしても日頃慣れ親しんだ価値観に基づいた言葉になってしまいます。

真我とは、言い換えると『あらゆる可能性を、粒ではなく波の状態として含んでいる量子的な存在』ということです。




4.真我は宇宙の「問い」から生まれた

第10回の記事でお伝えしたように、宇宙が138億年かけて一貫して「より複雑な意識」を生み出す方向へ進化してきたことは、物理的な事実です。

(第10回の記事はこちら↓↓)


素粒子から原子、分子、生命、そして自分自身を観測できる知性へ。

その進化の果てに生まれた人間だけが、他のどんな生物もしない問いを立てます。

『自分とは何者か?』という問いです。



これまで見たきたように、心と宇宙(世界)はフラクタル構造にあります。

ミクロで起きていることはマクロでも起きている。

だとすれば、人間が「自分とは何者か」と問い続けるこの性質は、宇宙そのものの性質のフラクタルとも言えます。



精密すぎるほど精密な設計の末に、「自分を問う存在」を生み出した宇宙。

私はそこに、宇宙自身が人間と同じように、「自分自身を知りたい」のだという意図を感じずにはいられません。



宇宙のこのような知性は、宇宙意識、神、サムシンググレート、ワンネスなど、様々な言葉で表現されています。

また、人間の意識や科学の研究がますます進んできた昨今では、このような存在なしでは、この世界の説明がつかないと考える人々が増えてきています。



私たちのアタマが理解できるかできないかに関係なく、こういった宇宙意識の力が働いている可能性がとても高いということを、ようやく人間は理解し始めているのです。



さて、宇宙意識が「自分とは何者か」という問いを抱えた場合、どうすればその答えを得られるでしょうか?

その答えは、宇宙のフラクタル構造である私たち自身の思考を観察すればわかります。

それは、『比較できる存在を作り出す』ということです。



私たちが「自分とは何者か?」を知るための最も簡単な方法は、自分と他人を比べることです。

自分のことは、比較対象があるからこそ認識できます。


生まれた時から無人島に1人っきりで、他の存在(人間や動物)と会ったことがない人は、

自分の長所や短所、得意なことや不得意なこと、個性などを判断することは無理でしょう。

自分と自分以外の存在が分離していることでしか、「私はこういう存在だ」という自己認識は生まれません。


だから宇宙意識は、自らの意識を分離させて、たくさんの「個性」を生み出しました。

たくさんの数を必要としたのは、比較対象の数が多いほど、より詳細に自分自身を知ることができるからです。


宇宙意識は、たくさんの分身を通して「自分を知る旅」を常に拡大・発展させてきました。

鉱物⇨単細胞生物⇨植物⇨脊椎動物⇨メタ認知機能を持った人間へ。

宇宙は常にさらなる高次の知性を求めて、ついには自分自身を客観視できる人間という存在を誕生させました。



そして今、人間は科学の世界と心の世界を同じ事象として理解できるまでに成熟しました。

人間の本体とは、このようにして宇宙が生み出した分身であり、宇宙意識の記憶をそのまま保持した「真我」なのだと私は考えています。




5.不快な感情は真我とのズレを表すサイン

さて、この宇宙意識の記憶を保持した「真我」は抽象度が高いので、あらゆる可能性を含んでいます。

量子力学ではこれを「あらゆる選択の分岐が同時に存在する多世界」と表現します。

これは5次元以上の領域に相当し、4次元の時間軸が複数存在する『パラレルワールド(並行世界)』とも言われます。


先ほどのお昼ご飯の例で見たように、真我は全ての情報を持っています。


✅問題解決の方法

✅スムーズに豊かになる自分らしい方法

✅今の自分に最適な選択肢

✅これから起こる展開

✅避けた方が良い行動

✅自分が本当にやりたいこと


これらは、自我から見ると「どうなるか分からない」「どうすれば良いか分からない」未知の世界に思えます。

しかし、真我の世界である5次元以上の次元領域では、時間と空間のルールがそもそも4次元とは違います。


✅あらゆる可能性が同時に存在する

✅過去、現在、未来が同時に存在する


という、4次元の自我には到底理解できないルールで存在しているために、「全て分かっている状態」なのです。

なので真我は、思いもよらない奇跡的な展開や、想像の斜め上をいく出来事を起こすための情報を、自我に教えることができるのです。



自我が行き詰まりを感じて「どうしよう?」と疑問を感じた時には、いつでも真我はその情報を伝えてくれています。

しかし、自我はそれをいつも正確に翻訳できるとは限りません。


なぜなら、自我はラーメンを選択した自分とカレーを選択した自分を同時に体験できないように、

常に「あらゆる可能性の中から限定された情報」しか受け取れないからです。


そのため、自我は真我からの情報を正確に翻訳できず、「今、自分が一番理解できる言葉」で受け取ってしまいます。


そこで、真我は自我の翻訳が合っているか、間違っているかのサインを絶えず送ってくれています。

それが『体の感覚と感情』です。


⭕️合っているとき⇨安心感、穏やかさ、ワクワク、充実感、腑に落ちる感じなど、心や体が軽くなる感覚や感情

❌間違っているとき⇨不安、焦り、モヤモヤなど、心や体が重く緊張する感覚や感情


私たちが、

・どうやって問題を解決していいか分からないとき

・不快な出来事を体験したとき

・未来の選択に迷っているとき


などに、真我はそれについてあらゆる可能性の中から、その出来事の意味や解決方法を伝えてくれています。


しかし、真我は抽象度の高い次元にいますので、アタマの声のようなはっきりとした理論立った言葉ではそれを伝えられません。

具体性のない、淡い感覚でしか伝えられないのです。


なぜなら、「具体性がある=特定の方向に限定、特化、フォーカスした状態」になってしまって、

5次元領域の特徴である『全てのものが同時に存在している状態』ではなくなってしまうからです。



そのため、言葉にできない体の感覚や感情として、自我の翻訳が合っているか間違っているかを教えてくれているということです。

真我からのメッセージをどのように日常生活に活かしていけば良いのかは、また次回に詳しく解説します。




6.真我と自我の一致で人生はチートになる

こうやってみると、自我は真我の情報を正確に翻訳できずに、勝手に右往左往するだけの役立たずのように感じるかもしれませんが、そうではありません。


自我は、「自分と他人は違う」という限定、分離、個別の意識で世界を体験するために、宇宙意識が生み出した大切な意識状態です。



全てが同時に存在して、個別の境界線が曖昧な意識状態では、「”自分は何者なのか?”を知る」という宇宙意識の目的は果たせません。

だから、自我を真我に比べてレベルが低いとか、劣っていると考えるのではなく、それぞれの役割をしっかりと理解して、『役割ではないことをさせないこと』が大切です。



【真我の目的と役割】

✅宇宙意識が「こんな体験がしたい」とわざわざ生み出した分身であり、その体験に必要な全ての情報を持っている

✅その体験を通して自分と世界への理解が深まり、喜びや充実感を感じるられること知っている

✅その体験は自分専用に用意されたものなので、努力感や義務感なく、自然な流れで豊かになることができることを知っている

✅どの選択、行動が最適かを知っている

✅問題解決の方法を知っている

✅人生の方向性を決めている(設計図を持っている)




【自我の目的と役割】

✅真我の指示を翻訳して体験する”実行部隊”

✅「自分と他人は違う」というしっかりとした分離意識を持つことで、「自分を知る」体験ができる

✅色んな出来事を体験して、自分の好きなこと、嫌いないこと、得意なこと、不得意なことを知る

✅「自分らしさ」を表現する

✅分離の次元にいるために、全体を理解することができない。そのため、問題の解決方法や、人生の方向性、これから起こることを知らない

✅体の感覚や感情を通して、真我とコミュニケーションをとっている



このように、真我と自我の役割は明確に違います。

しかし、多くの人は自我に真我の仕事をさせようとしています。



限定された領域しか理解できないアタマで解決方法を考え、少ない可能性の中で人生の方向性を決めて、自我の力だけで生きていこうとしています。

その生き方は、真我と自我が乖離した状態です。



そのため、真我は一生懸命に体の感覚と感情を使ってアラート(警告)を出してくれています。


その結果、

・いつも不安や焦りを感じる

・不完全燃焼でモヤモヤする

・いつも疲れている

・人生を「楽しくない」と感じる

・嫌なことや不快なことがよく起こる


といった、感覚や感情を味わうことになります。


これらの不快感は、私たちの努力や能力、辛抱が足りないのでなく、「真我と乖離しているよ!」という『単なるサイン』でしかありません。



サインを受け取って、真我と自我を一致させ、自我は自我の役割だけを果たしていけば、真我が勝手に喜びや充実感を得られる方向に導いてくれます。


では、真我と自我をどうやって一致させれば良いのでしょうか?

それについては次回から何回かに分けて解説していきます。




今回のまとめ

『宇宙は自分が何者かを知るために、たくさんの分身を生み出した。真我は指示役、自我は実行役として世界を体験している。真我の指示は体感や感情を通して理解できる』


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