まる太郎がまだ小さかった頃、
とにかくよく動く子でした。
はいはいを始めてからは止まっていることがほとんどなくて、
目が離せない毎日。
そんなまる太郎を育てながら、
私のお腹の中には、まる次郎がいました。
つわりは比較的軽くて、
それだけは本当に助かっていたのを覚えています。
9ヶ月を過ぎた頃には、
抱っこしたりあやしたりすると、にこっと笑うようになって、
「あぁ、かわいいなぁ」って。
大変さもあったけど、
ただただ可愛いという気持ちでいっぱいでした。
そんな中、10ヶ月健診の日がきました。
そこで、ちょっとした“違和感”に気づいたんです。
まわりの子たちが、声を出して笑っていたんです。
「キャッキャッ」って、楽しそうに。
その姿を見た時、
「あれ…?」って思いました。
まる太郎は、声を出して笑うことがなかったんです。
今思えば、にこっとすることはあっても、
声を出して笑うことはほとんどなかった気がします。
その時初めて、
「うちの子って、あまり笑わないのかも」と思いました。
でもその頃の私は、
そこまで深くは気にしていませんでした。
もともと人と比べるタイプでもなかったし、
正直、他の子をあまり知らなかったんです。
私はかなりインドアで、
公園や児童館に行くこともほとんどなくて。
周りに子育て中の友達も少なくて、
いても遠くに住んでいて、なかなか会えない。
だから、
「違い」に気づく機会がなかったんですよね。
ただその時、少しだけ。
ほんの少しだけ、
「なんだかちょっと違うのかな」って思ったのを覚えています。
でもその気持ちは、
すぐにどこかにしまい込んでしまいました。
大きな不安というよりは、
小さな違和感。
今思うと、
あれが最初の気づきだったのかもしれません。
もし今、同じように
「なんとなく気になるな」って感じている方がいたら、
その感覚、すごく大事だと思います。
でも同時に、
気にしすぎなくても大丈夫です。
あの頃の私みたいに、
ただ毎日を一生懸命過ごしているだけでも、
それで十分だと思います。
あの頃の私は、これから感じる違和感も独りで抱えていくことになります。1人で抱えなくても大丈夫だよ。
過去の自分にそんな言葉をかけてあげたいです。
また少しずつ、
あの頃のことを書いていきますね。